ブルキナファソ、と聞いて国の名前と分かる人はなかなかいないかもしれない。
西アフリカのガーナの北あたりにある国なのだが、僕も名前を知ったの最近である。なぜ、知ったかと言えば、愛知万博が関係する。万博を開催している愛知県では、万博に参加する各国をおもてなししようと、1自治体に1つか2つぐらい国を割り振ってある。フレンドシップ事業といって、万博でその国を紹介するイベントを開くときなんかは、おもてなしする自治体は大勢の人間を送り込んで、盛り上げるのだ。
僕の住んでいる江南市の相手国がブルキナファソ。まったくどんな国なのだか思い浮かびもしない。たぶん、日本で思い浮かぶ人はほとんどいないに違いない。そんな国の人たちがやってきた。当日まで本当に来るのか分からなかったのは、さすがアフリカである。電車の時間が1分ずれても怒り出す日本人の方がおかしいのかもしれない。
万博でのイベントも終わり、一行は江南市へやってきた。現地の踊りを舞ったのだが、その動き、そのリズムはやっぱり日本人がもっているものとまったく違うのだなと実感した次第。