なぜか伊豆で仕事ができちゃったので、朝から新幹線に乗る。昨日は富山で今日は伊豆。神出鬼没。ロードスターで行っちゃおうかとも本気で考えた。マルハにも寄れるし。が、さすがに疲れているのとジムカーナ後のオイルで長距離を走るのも気持ち悪いのでやめた。
こだまに乗る。三島に停車するひかり自由席が立ち客が出るほどの混雑ぶりだったので、20分ほど後のこだまにした。余裕をみて出発したからOKなのだ。名古屋発のこだまはがら空きで、快適に移動することができた。
伊豆箱根鉄道に乗り換え、修善寺へ。タクシーで中伊豆。お茶畑とお茶の葉を加工する工場があって、土地柄を感じさせた。仕事を終えて、バス停まで乗せていってもらい、バスで再び修善寺。おばちゃんと僕と2人だけの乗客だった。
そのまま列車に乗って帰るのでは寂しいので、修善寺の街を歩く。川に出るとアユ釣り人が何人かいた。川岸をしばらく歩いて、坂を上り、住宅街を抜けたらもう駅だ。駅前の商店街を歩いてみたら、本当に「猫の額」という言葉がぴったりなほどの場所であった。駅側はおみやげ屋やらが並んで何となくにぎやかに見えるのだが、ささやかで小ぢんまりとしたなかなか味のある街だった。修善寺の駅前はあくまで交通の中継点で、人を集めたのは各地の温泉街なのだろう。
帰りもひかりはやはり込んでいたのでこだまを選ぶ。仕事場に向かうといつものようにだらだらと無駄な時間をすごしてしまいそうだったので、三省堂にだけ寄ってそのまま帰宅してやった。