間瀬で会員以外もそれなりのコストで走ることができる枠が午前中にあったので、雅久号を持ち込んでセッティングと練習。僕は5月末に散々走りまくったので、確認程度に走ることにして、練習はチームのドライバー2人がメーン。
ドライバーが2人?と思った人もいるかもしれないが、なんと第2戦は長岡のT氏がマッサGOGOで参戦するのだ。昨シーズンまで、最大最強のライバルチームの監督が仲間になるなんて、なんか、ドラゴンボールみたいな展開なのだが、「走りたいよね。シビックに勝ちたいよね」という純粋な気持ちで電話がかかってきたので、喜んでお願いした。ショップとか関係なく純粋にロードスター乗りとして。
この日の課題は、T氏に車に慣れてもらうことと、AD08ネオバとスタースペックのどちらでいくかを見極めること。まずは僕が乗って1周だけタイムアタックして、フィーリングをチェック。特に問題がないので、T氏に乗ってもらう。
「乗れるかな〜」なーんて言っていたT氏だが、さくっとタイムを出してくるあたりは地元でもありさすが。本人はハードトップと助手席がなくなって軽量化し、15インチ化してかなり変化したブレーキングポイントとタイヤのグリップにとまどっている様子。いろいろ試しながらの走行なのだけれど、それでもタイムを出してくる。速い人って素敵(笑)。
1本目はT氏から借りたスタースペック、2、3本目は持ち込んだネオバ、4本目は再びスタースペックで走行。結論から言えば、やはりスタースペックで行くことにした。あくまで、間瀬の舗装とコースにマッチしているということであって、ネオバの方が良いサーキットもあるとは思うのだけれどね。事実、おおとろ監督にお願いしたおわらテストでは、ネオバでベストタイムが出た。間瀬で何も考えずに安定して速いタイムで走るなら、スタースペックかなと。
1点、15インチホイールはたまたま持っていたRP-F1を使っていたのだが、オフセットがノーマル用。5ミリのスペーサーで外に出しているけれど、まだまだ引っ込んでいる感じ。バネレートが16キロ12キロのハイレートになっているぐらい、詰めてきた足回りなので、ミリ単位のトレッドの幅がけっこう効いてくる。タイムにどれくらい違いがあるか、と言われれば、ラップ平均コンマ2、3秒かもしれない。ヘタをするとコンマ1秒。それでも、47、8周する耐久レースでは4秒の差となるのだ。やっていることは、耐久レースではなくて、1時間続くスプリントレース。
ということでスタースペックとともに、オフセット20のホイールも新調することにする。「気合いが入っていない」なーんて言っているわりには、今シーズン、タイヤ3セット目。