昨日の夜中、ごそごそとエンジン加工部屋を探し回って、1.8前ブレーキのローターとキャリパー、Pバルブをかき集める。さらに、シリンダブロックに突き刺さっている油圧センサーを外して、準備完了である。
朝、仕事に出ているふりをして、9時にマツダのディーラーを襲撃。どんな作業をやってもらうか事細かに指示した。15日には終わるのではないかとのこと。結構早い。
しかし、マツダスピードスポーツファクトリー松本の移転統合で、ディーラーがとんでもなく遠くなった。松本市の北部から渋滞する中心部を横切って、南部にあるディーラーに行かなくてはならない。今までより2倍は時間がかかる。不便。けれども、元店長がいるから、ここの店に任せるのである。
車を工場に入れて、帰りはディーラーの人に自宅まで送っていってもらう。前の場所だったら、ちょっとした仕事だけれど、遠くなったため、それだけで1時間はかかる大仕事になってしまう。不便だ。
長野のマツダディーラーは最近、統廃合が急ピッチで進められた。この店「長野マツダ松本村井店」は塩尻市にあったアンフィニと松本市北部にあったスポーツファクトリーの3店が合併した店だ。車で送ってもらった人はアンフィニの塩尻店の元店長。アンフィニ系と旧信濃マツダ系のディーラーの人間はやはり育ちが違うので、やりにくいことが多い、とのこと。
塩尻の客は店が遠くなったので、多くが離れてしまったという。「営業マンの人のつながりだけでやっているようなものですよ」という。にもかかわらず、マツダは「1足す1は3だ」などと、数字を求めてくるらしい。「馬鹿なことを言っちゃいけない。1.5ぐらいにしかならないよ」と、元塩尻店長。話題はマツダが希望退職を募った話になり、「そんなことをしたら、自分に自信がある人はみんなやめてしまうに決まっている。何を考えているのかねえ」。
希望者が殺到しすぎてあわてて締め切ったぐらいだから、よっぽど魅力がなくなっているのかな。ジムニーを運転しながら、ロードスターやRX7の行く末に考えが巡り、ため息が出た。