5月5日

 3日、間瀬耐久クーマックの第1戦。切磋琢磨していた3台のロードスターが抜けて、すっかりモチベーションが低下。それでも、一生懸命走った。上位2台のシビックにはまだまだ届かず。予選5位、1ヒート3位、2ヒート3位、3ヒート2位の総合3位だった。車をさらに仕上げてシビックに追いつきたいというモチベーションはできた。

 4日はレース疲れそのままに名古屋で飲み会。大和で日本酒の「立山」1升とホタルイカの黒作り、ますずしという「富山3点セット」を購入して差し入れ。予想以上に込んでいて、渋滞にはまって、ものすごく疲れた。せっかくおみやげで買っていった立山も「まま、どうぞ」と勧められるままに「や、どうも」なんてかぱかぱ飲んでしまい、ほとんど自分で飲んじゃった。

 午前5時半ぐらいに名古屋を出発し、雅久号に乗り換えて午前8時半におわらサーキットに到着。ドリフトで有名なレーシングドライバーの風間靖幸のなぜかグリップ塾。詳細なことは今後書くとして、まじでびっくりしたのが雅久号の同乗走行。プロってここまでやるんだということがまずびっくり。走りながらいろいろ繰り出す引き出しの多さにびっくり。おわらの8コーナーですでに3速入ってますがな。最終コーナーなんて2、3メートル前に車を出すために1速入れたよ! とにかく発生しているGフォースが段違いでしかもそれが一定して出ているからものすごく安定している。

 最近、なんとなくドライビングの次の方向性が見えなくて、「走り込む」ことの大切さを見失いかけていた。何となく「ちょっとは速いんじゃない?」なーんて思っていたりして。ところが、富士山ぐらいの高さのドライビングという頂があったとすると、自分ってまだ麓に立っているんだ、ということが良く分かった。分かったような気でいたのが、まだ標高差3776メートルもあったなんて、ということが良く分かった。

 小さいところでまとめようとしていた僕のドライビングががらがらっと壊れた瞬間でした。今日は、今までの走りをぶっ壊したところで終了。また1から走りなおすべ。