洗車でもしようと、おもむろにロードスターの洗車をしてみた。デミオは洗車して大事大事する車ではないのだ。ガソリンスタンドの洗車機には入れるけれど。
ロードスターは、昨年3月中旬に入れたガソリンがそのまま入っているありさまで、6月末で車検が切れてから、文字通り放置してあったので、ものすごいことになっている。ほこりまみれて、見た人全員が不動車のポンコツだと思うに違いない。
本格的な洗車など、2年以上していない気がする。ゆるせ、ロードスター。それでも、エンジンはきちんと一発始動。
まずは表面についた細かいほこりを取る。水をかけながらこするしかないのだが、布でこすると傷だらけになる予感がしたので、素手でこすった。細かい粒子でも素手なら取れたか取れていないかを感じ取ることができる。
で、ボディーをまんべんなくこすって砂を落としたら、ようやくカーシャンプー。水垢を一掃すると、今度は、ボディーの痛みが気になってきた。どうも、後から塗ってもらったパネルの痛みが激しい。
道具箱をあさってみるが、コンパウンドもワックスもない。近くのディスカウントストアーへ買い出しに行く。荒いコンパウンドと細かいコンパウンドを。ワックスは、やっぱりボディーが濡れていてもきれいに塗ることができる、シュアラスターだ。以前なら、迷うことなくザ・シュアラスターを買ったに違いないが、お小遣い3万円時代にそんなぜいたくはできないので、インパクトマスターフィニッシュ・ジュニアを買う。ほかのワックスとあまり変わらない値段ですばらしい。
特に色あせがひどいパネルは、荒いコンパウンドで軽く磨いてから、細かいつや出しコンパウンドで磨く。特にひどかったのが、トランクリッド。やっぱり水が流れ落ちにくい場所の荒れがひどい。コンパウンドで磨き倒してようやく納得できる仕上がりになった。
コンパウンドのかすを落とすために一度、水洗いしてからようやくワックスがけである。シュアラスターの一番安いグレードだけれど、違いが分からないぐらいの作業性。きれいになったところで、撥水スプレーをしてようやく洗車終了。とことんきれいに磨くといろんなところが気になってくる。とりあえず、ワイパーのさびをペーパーで落としたり、ロールバーを磨いたり。4連スロットルのグリスアップもしておく。飛び石の傷もひどいので、パテで埋めてきれいにしようかしら。
せっかくきれいにしても乗れないと喜びも半分以下。早く復活したい。