半端じゃない台数のロードスターが集まった軽井沢ミーティング。そもそもミーティングに来る人たちは、相当の思い入れがあるに決まっているので、並んでいる車は多種多様。センターストライプやエアロ、全塗装、車高短、豪華アルミ、ロールバー、マフラーなどなど、手を入れられていないロードスターは探さなければ見つからないほどであった。
そんな中、目を引いたのが、リアのコンビネーションランプをアルテッツァ風にした「ユーロテール」。1組3万円ほどの部品だが、これを付けている人の多いこと。個人的にロードスターのデザインの中で一番気に入っているのがコンビネーションランプなので、ユーロテールのロードスターは少しなじめないところもあるのだけれど、手軽に雰囲気が変えられるのが重宝されているんだろう。
多種多様のロードスターが並ぶ中で、ぽつんとノーマル車高で外見ノーマル、しかもぴかぴかのロードスターがあると、とってもカッコ良い。改めてノーマルデザインのバランスの良さを感じてしまう。
ミーティングのお楽しみの一つと言えば、掘り出し物の部品が転がっていないか、「軽井沢価格」でお得に買えるものがないかを探し回るショッピングである。今回、買うことを確定していたのは、ブレーキパッド。すでに左フロントが、悲鳴を上げているので、替えなければならないのだ。
お得なブレーキパッドがないか探し回ったが、本当にお得なものというのは、たぶん朝一番で消えてしまうのだろう。見つからなかったので、新潟県長岡市のショップ「RSファクトリーSTAGE」のブレーキパッドを買った。新品で前後合わせてなんと13500円! もう2000円ぐらい上乗せして売っても、売れるだろうに、たぶん一定の利幅しか取らないんだろう。大変お得な価格である。リアの効きを強くして、バランスを良くした、というポイントが気に入って掘り出し物がなかったら購入することを決意していたのだが、予想外に安くてとても得した気分である。
温度の範囲は550度?までで、間瀬サーキットなら1分14秒台あたりまでの走りなら対応できるという。Sタイヤでも履かない限り、僕の走りにはほど遠いタイムなので、まったく問題ない。リアの利きが強いこともあって、減りもそれなりに早い、という話も聞いたけれど、何と言っても13500円。2回替えても、他のパッドの1回分なのだから、素晴らしい。
その他、鏡面化工具と、怪しいビデオを購入した。怪しいビデオはモナコグランプリの前に堪能したのはいうまでもない。