5月24日

 名古屋港にあるイタリア村に行って来た。オープンしたばかりでとても人気があるらしく、土日なんかに行くと、自由に歩けないほどの人出となるらしい。

 平日の夕方に行ったので、それほど人も多くなく、快適に歩き回ることができた。ようるするにイタリアで統一したショッピングモールで、思ったより小ぢんまりしていた。それでも、運河が設けられていたり、海に面していたりするので、楽しげな雰囲気。ファッションブランドは似合う感じのものがなく、雑貨に期待したのだが、品揃えがそれほどなく高め。食材はワインやオリーブオイル、チーズやパスタなどなど、たくさんそろっていた。イタ飯好きならば楽しめるに違いない。国産に比べたら高いと分かっていても、容器やパッケージのデザインがやっぱりイタリアンでおしゃれなのでつい買いすぎてしまう。

 夕食を食べた。思ったよりも食べるところが少なく、さらに選べる食べ物も少な目でいささか拍子抜けした。ここまで街中にイタリアンが普及し、レベルが高くなっているのだから、多くの人が物足りなく思うかもしれない。バイキングがあるから、それが目玉なのだろうか。パスタやサラダ、魚料理を味わう。味は文句なし。

 食後は、オープンテラスのカフェで生演奏を聴きながらコーヒーをのむ。そして花火の打ち上げ。素晴らしい演出なのだが、毛布をかぶってふるえながら見た。5月も下旬というのに、なんという寒さだ。