仕事が激多忙だった上、3日間連続で飲み会だった。昨日も夜の10時から呼び出されて、明け方まで。ひどく酔っぱらって帰宅し、昼過ぎまで睡眠。午後景色がぐるぐる回るまま、修理途中でほったらかしにしてあったロードスターのバンパーを塗装した。
適当に新聞紙でマスキングし、スプレーを手にする。しゅしゅっと何度か吹き付けると、なんだか様子がおかしい。塗装面がざらざらごわごわなのだ。
あれれ、と思うも手遅れ。二日酔いで判断能力が著しく低下していたため、「クリアを吹けば少しはきれいになるだろう」なんて考えて、たれるぐらいに重ね塗りをしちゃって、さらに汚くしてしまった。
どうやら、気温が高すぎたらしい。今日の松本は31度まで上がった。塗装をしたのは午後2時ぐらいだから、30度を超えていたのは間違いない。駐車場での塗装だし、塗装面もかなりの温度だったに違いない。
頭がボーっとしていたから、気温が高すぎるとも感じなかった。信州って気温が高くてもさわやかだし。炎天下で塗装すれば、失敗するに決まっている。飛んでいった塗装のつぶつぶが、バンパーになじむ前に固まっちゃうのだ。
一度塗装をはがして、もう一度早朝にでもトライするしかない。そう思って、塗装をはがしにかかった。ここで、再び馬鹿なことをやった。シリンダーヘッドを載せ替えするとき、ガスケットをきれいにはがすため買っておいたWAKOSの剥離剤を塗装で試したくなっちゃったのだ。しゅっと少し掛けると、ぶわっと泡が立って、塗装が浮き上がってきた。強力すぎ。あわててウエスで拭き取ったら、目も当てられない状態になった。
素人の企んだ板金塗装は失敗に終わったのである(涙)。