休みなのに朝から仕事。まあ、いつものことだから、仕方がない。そんなに大したことをやっているわけではないのだけれど。
午後からようやく休むことができたので、デミオの整備をする。2年前の3月に95000キロで買ってから2回目の車検。現在13万キロ弱だから、そんなに走っているわけではない。
が、日々の激しい走行で昨年2月ぐらいに替えたブレーキがなくなってしまったので、岐阜のマツダ部品で買ってあったブレーキパッドに交換する。パッドは残り2ミリぐらい。まだ使えそうな気がするが、車検には絶対通らない。
シムをワイヤブラシで清掃し、ピストンやスライドピンなどをグリスアップして、ボルトやピンにスレッドコンパウンドを塗りつけてから組み込む。ピストンはハンドパワー(怪力)で押し戻す。一度交換したことがあるので作業自体はスムーズに終了。と、思ったら右側を交換した時点で、左側のパッドを組み込んでしまったことが判明。やり直す。
車検なのでリアのブレーキシューも交換することに。ディスクブレーキしかいじったことがないから、ブレーキドラムは未知の領域。ドラムを外してみると、いくつものスプリングでシューが固定されていて、とても面倒くさそう。とりあえずばらしてシューを交換。そんなに減っていないからもしかしたら車検も通ったかも。組み付けは、スプリングを取り付ける順番を考えながらやったらそんなに難しくはなかった。
ブレーキフルードのリザーブタンクを見ると、麦茶色をしていた。せっかく4輪ジャッキアップをしているので、ブレーキフルードも交換する。
DOT3のフルードの1リットル缶が半分ほど残っていた。全量交換となればちょっと足りないので、近くのディスカウント店に出かける。以前、HONDA純正DOT4を1リットル1000円ちょっとぐらいで買った覚えがあるのだが、なぜか0.5リットル缶しかなくしかも880円もした。仕方ないから1本購入。
そういえば、フルードってどうやって交換していたんだっけ?と一瞬、疑問に思う。1人エア抜きキットを買った覚えがあるのだが、実家に置いてきてしまったのか今の家にはない。
ワンウエイバルブでもあったっけ? と道具箱をがちゃがちゃとかき回して出てきたのが、ゴムホースと注射器。そうそう、注射器でやっていたんだっけ。
こんな感じでフルード交換をする。交換だけならホースだけでもエアを噛むことはないかもしれないが、フルードの色を見ながらできるのでフルードが限られた状況ではあんばいが良かった。ブレーキペダル6ストロークで注射器が満タンになる感じ。満タンになったら外して中のオイルを捨ててまたペダルを踏む。最初は見事な麦茶色だが、だんだんときれいな色に変わっていく。
左リアから右フロントまで4カ所をやってフルードを交換。道具箱の中にクーラント2リットルがなぜか入っていたので、ついでに交換する。
試運転するとブレーキはちゃんと作動。ブレーキのききが良くなるわけでもエンジンの吹け上がりが良くなるわけでもないけれど、何となく気分がよい。