土曜日夜からおおとろ亭で3日の耐久レースの反省会と、風間塾の検証。風間さんが雅久号を運転しているのを外から撮った映像はあるが、車載映像は見ていない。早く見せろ!と催促されたので、仕方ないなあ、と公開する。
最初に助手席に乗ってもらい、次に運転してもらうのだけれど、参加者のドライビングスキルを的確に見ていて、それに応じた実践をしてくれる。助手席に乗った迫力は車載映像では半分も記録されていないけれど、それでもステアリングさばきやアクセルの踏み加減などなど、おわらをホームコースにしている人間なら「なんじゃそりゃ!」という操作の繰り返し。3周回ってもらったけれど、毎週違う走り方を披露してくれた。
最初のコース説明の際は、「ブレーキをクリップ付近まで残して」という話をしたのだが、それはブレーキを残して曲がるというドライビングの基本を説明していただけで、自らはクリップのかなり手前からがんがんアクセルを踏んで車を曲げていた。車によって違うと思うけれど、FR車はやっぱりそんな曲がり方になるんだよねえ、と妙に納得する。「みんなドライビングを1からやり直しだね」という結論で一致。
その後は、耐久レースの反省会。ことしからチームマッサGOGOに加わったドライバー、べいべが集中砲火を浴びる(笑)。ドライバー交代した直後のラップタイムの問題や周回遅れを抜くときのタイム悪化などなど。それはそれは、何も知らない人がその場にいたら、いたたまれなくなるぐらい体育会系な空間だったのだけれど、日常と離れた場でお金を払ってまでレースをしているのだから、思ったことは率直に言い合うのがドライビングを始め、いろいろなスキルの向上につながるのだ。僕も他人の良いところは素直に認めてほめるし、悪いところは容赦なく指摘されてへこむ。
レースを通じて成長したところが、案外、実生活にも生きてくるものだ。単なる仲良しクラブじゃないし、お金が目的で集まっているプロでもないから、日ごろ集まって飲んだくれての濃い付き合いがないと、なかなか一緒にレースなんてできない。
ハイペースで飲んでいていつしか意識を失い、1人床に転がっていた。
日曜日は雅久号の整備。レースと風間塾で使ったディレッツァはショルダーが終わっていたので裏履きして、復活。ショルダーの終わり方なんかも、従来のタイヤっぽい。08ネオバはショルダーよりも真ん中の2本の縦線部分が斜めに削れるという珍しい摩耗の仕方をする。空気圧の設定がまだ甘いのかも。
サスペンション回りを清掃しつつ、ボルトのゆるみなどがないかチェック。ブレーキパッドは昨年最終戦とその間のサーキット走行、3日の第1戦、風間塾を走ってもなお十分残っている。風間さんも「このブレーキ良いぞ」とほめた逸品。ENDLESSのNA6CE向けレース用特注品で、値段がびっくりするぐらい張るのだけれど、これだけ使えれば結果安いパッドと言うことができる。また買おう。
シフトの上側からギアオイルが漏れて汚れているので、シフトレバーをばらしてオイルを少し抜いて元に戻し、整備完了。いつでもサーキット行けるぜ。