仕事をさぼって10万円で購入したインプレッサの名義変更へ。
スバル、と言えば学生時代に母のスバル・レックスを奪って乗り回していたことを思い出す。軽自動車そうろうの安っぽさだったけれども、足を骨折したことがあったものだから、日常の足として活躍し、思い出深い車ではある。CVTだったので、車に興味がある若者にとっては物足りない車だったことは確か。
自分でオイル交換したのは良いのだけれど、ジャッキアップポイントなんて知らなくて、勝手な場所にジャッキをかけてしまい、フロアーをへこましてしまった覚えがある。素人なんて最初はそんなものだ。僕がロードスターを購入したのを機に、母もレックスを手放した。
次は、FJ1600のEA71エンジン。これはスバルに乗ったうちに入るのか? 新車で買ったのだけれど、ちょこっとだけ乗って継続が不可能になり、車だけはレース屋さんに置いてあったけれど、知らないうちにどこかに行っちゃった。
写真は先日乗ったFV/2K。EA71エンジンとミッションがこんな低い位置にマウントされている。カウルの色が青である以外はまったく同じ車。
そうそう、先日の鈴鹿の走行のとき、レース屋さんに「あの車、ある場所にあったぞ」という話を聞いた。2004年に僕が降りたままの状態で、1度も乗らないで置いてあるのだそう。「買おうかな」とレース屋さんが話していたので、僕が買い戻しても良いかもしれない。
話が大幅にずれたが、3台目のスバルであるインプレッサで富山運輸支局へ。デミオの住所変更と、雅久号の登録に続き、3回目。書類を30円で買って、登録代の500円の印紙を買い、見本を見ながら内容を書いて、県税の申告書を書いてとばたばたやって、午前中の受付時間ぎりぎりに書類を提出。
譲渡証明書に委任状に相手と自分の印鑑証明に車庫証明と、車1台の名義を移すのにけっこうたくさんの書類がいる。元の所有者が福山ナンバーから富山ナンバーに移していなかったので、住所変更の変遷が分かる書類が必要だってことで、大阪に引っ越していた元所有者から戸籍の付票を送ってもらった。
が、ここで窓口の担当者が引っかかって「富山の印鑑証明に大阪の付票でいいのかなあ」と首をひねっていたが、車検証を出してくれた。書類が出ればこっちのもんだ。ナンバーを外して窓口に返し、新ナンバー代1520円を払ってプレート2枚をもらう。
正午直前。昼休みに入ると午後になってしまうので、あわててリアの新しいナンバーを取り付けて、封印を付けてもらった。ぎりぎりセーフで名義変更完了。2500円の車庫証明に印鑑証明2枚+戸籍付票、今回の2050円で合計5750円かかったことになる。
スポーツワゴンの名の通り、白い文字盤のメーターにMOMOのステアリング。シートもホールド性が良い。オートマのクリープの感じがデミオと違い、1500ccの乗用車用エンジンにしては下のトルクが薄い気がしたけれど、まだまだ元気に走りそう。朝、エンジンを掛けようとしたら、なかなかかからなくてプラグがかぶったみたいになった。そこら辺もスバルっぽく感じる。
まだ冷えているとき、HLAのラッシュ音ような音がしてかなり気になったのだが、もしかしたら水平対向だからピストンがこんこんと音を出しているのか。暖まったらまったく出なくなったけれども。
デミオが5月下旬に車検切れになるので、それまで乗ってインプレッサに乗り換える。1998年に松本ナンバーを取得したデミオは、2005年2月に95000キロで僕のところに来て、尾張小牧ナンバー、富山ナンバーを経て今16万キロ弱。役目を終えることになる。
「福」から「富」へナンバー変更。