4月7日

 間瀬サーキットから帰ってきて、寝不足で疲れていたので、おおとろ亭にちょっと寄ってデータを落として、そのまま帰るつもりが、ホタルイカの昆布じめが食卓に並んでいたのを発見、気がついたらぷしゅっと淡麗のプルトップを起こして反省会に入っていた僕がいた。

 いつしか寝てしまったらしく、午前5時ぐらいに目をさめたらこたつに入って雑魚寝状態。おもむろにパソコンを取り出し、ニューネオバとスタースペックのインプレを書いているうちに午前9時ぐらい。ちゅうとろ君が入学式ということで、玄関前やら桜の前で写真をばしばしっと撮る。

 急いで仕事に出掛けるも、前日のサーキット&寝不足で全身倦怠状態。ここら辺はみそじーずの悲しいところで、まったく仕事をする気が起こらない。

 やらねばならない仕事があったのだけれど、ぼーっと頭が働かない。これはいかん、と思い、コンビニでレッドブルでも買って飲んでしゃきっとするかと思い、県庁から外に出ると松川べりは桜が満開。多くの人がうろうろと歩くのに合わせて川べりを桜を楽しみながら歩いているうち、松川はいたち川に変わって、JR北陸線の下をくぐって、富山ライトレールをまたぎ、いつしか富岩運河環水公園に到達。

 松川べりは満開だが、いたち川沿いはまだ7、8分といったところで、たぶん週末ぐらいなら楽しめる。人だらけの松川べりと違い、いたち川べりはあまり人がいないので、のんびり桜を楽しむことができるからお勧め。立派な桜は松川の方が多いけれど。

 いたち川を神通川方面に散策していて、牛島あたりに差し掛かっていたら、おなかがすいていれば左に曲がってラーメン屋のまるたかやへ、そうでもなくて休みたかったら、環水公園内にできたスターバックスでお茶でもするのが吉。

 おなかも一杯だし、休む必要もなかったので、いたち川べりをずんずん進む。赤十字病院横を通って、いたち川と別れを告げ、神通川の堤防へ。

 赤十字病院を左手に見ながら南に向かって歩く。富山北大橋の下をくぐってずんずんと。JR北陸線の鉄橋が近づく。さすがに線路をまたいでわたるわけにはいかなくて、下をくぐる。ここで、味のあるものを発見。

 北陸線の鉄橋(奧)はコンクリート製の新しい感じだったのだけれど、高山本線の鉄橋は、写真では見づらいけれど、真ん中が煉瓦造りで外側が石組みだった。後で調べてみると、これは1907年に北陸線が開通したときの鉄橋らしい。たぶん、100年前は中心部の煉瓦だけの構造物で、その後、サイドの石組みを追加して補強。上に載っている鉄橋も同じ感じでもともとの鉄橋があって、それを補強する形で鉄骨が追加されている感じだった。たぶん、重くなった列車に対応したんだろうねえ。

 その100年前の鉄橋の南側では北陸新幹線の鉄橋をつくる工事が進んでいてギャップがおもしろい。

 神通大橋は車の切れ間を縫って上を通過。立山醤油味噌のすっごく古くて味のある工場の建物を横目に、ひたすら南進。新しく架けている新富山大橋が。こちらは下をくぐって、富山中部高校や新築した芝園小学校の横を通って磯部町。

 再び松川べりに戻る。やっぱり人が多くて辟易。松川べりじゃなくたって、桜がきれいなところはいっぱいある。

 県庁に戻ったのが出発から1時間半ぐらい。松川、いたち川、神通川散策は6、7キロといったところか。