4月6日

 とっても歩きまくった1日だった。

 熱田区で仕事があったので、普通ならばタクシーか地下鉄を使うところ、ここ2、3日、激肩こりに悩んでいるので、歩いて仕事へ行って、途中にマッサージ屋でもあれば入ろう、と丸の内にある仕事場からEOS5Dをぶら下げてとことこと伏見通りを歩き出す。

 ところが、伏見を越えても金山に至っても、お店がない。あったかもしれないが目に入らなかったし、見つけていたとしても歩き出したのがお昼時だったからすぐには入れなかったかもしれない。

 八熊通りまで真っ直ぐ4.3キロ南下。そこから1キロ弱歩いて中央卸売市場に到着したので、ランチをレース好きな魚屋さんと一緒に食べようかと思って電話したら外出中だった。市場の中の侍というラーメン屋に入る。狙っている味は嫌いではないのだけれど、脂っこさが舌に残る感じがちょっと気になった。

 そこから1.5キロほど歩いて仕事先へ。1時間余りで仕事を終えて、再び歩く。次に向かうのは自宅である。台所のシングルレバーな蛇口の具合が良くなかったので、水道屋さんを呼んだら午後4時半に来る、というから立ち会わなければならない。

 家のある西春駅まではやっぱり名鉄に乗るのが楽ということで、神宮前駅に向かって歩く。さすがにタクシーでも拾おうかと思ったけれど、歩けそうな時間があったのでとことこっと。熱田神宮を横切って、3キロほど歩いて、電車に乗る。ここまでで10キロぐらい歩いた計算。

 水道屋さんに蛇口を直してもらい、次の予定は前任地である江南市の人との飲み会である。午後7時の集合時間まではまだ余裕があったけれど、何となく西春駅から歩いて江南駅へ。

 2年半の間にどれぐらい街が変わったかを見ようと、再び歩くことに。江南駅東口から市役所へ向かって、街の中をぐるぐる。再び江南駅に戻ってこれまで2キロ。古知野の寂れた街並みを見たくて再び歩く。やっぱり古知野の街は寂れていて、でも変化はそんなになくて安心した。飲み会までまだまだ時間があるので、あちこちぐるぐる歩いて、再び駅前に戻ったりして、時間をつぶす。すでに足が棒のようになっていて、足首から痛みも。歩くのも休み休みにしろ、と思うのだけれども、腰を落ち着ける気が利いた喫茶店なんかもなくて結局3.5キロほど。

 なんだかんだと16キロぐらいの歩行をしたことになる。早歩きで時速4キロってことはないから歩き移動に費やした時間は4時間よりは若干短いぐらいだと思うけれど、よく歩いた。仕事をちゃんとしろ、という真っ当な指摘については、街を見るのも仕事の一環だと言い張って聞かなかったことにする。b