4月6日

 RS Factory STAGE練習会に合わせて休みを取り、雅久号で間瀬に行ってきた。間瀬パドックにて手前はFire号。

RS Factory STAGE

 15インチ化の耐久仕様ロードスターでどれだけのタイムが出るかが問われた今回。AD08のニューネオバがどれだけ働いてくれるかという期待を胸にコースイン。

 去年の14インチAD07ネオバをそのままに、ハードトップと助手席外しでどれだけのタイムが出るかを試す。午後からの走行だったので、路面温度は最終戦より高めだったと思うけれど、最終戦とほぼ同じタイムを計測した。50キロ近く軽くなった恩恵はかなりあって、ブレーキングポイントがかなり奧になったし、コーナー中もさらにハイグリップを付けたみたいにすごくグリップ。が、使い古しのAD07はどうも3、4周でたれてしまってリアが滑り出してだめ。

 STAGEのT氏にニューネオバAD08を試してもらい、僕はDUNLOPのスタースペック15インチを借りる。コースインしてやっぱり15インチという感じで、ものすごくグリップする。T氏が「けっこうくうんだよね」という言っていたとおり、オンザレールな感じで14インチネオバと格闘して走らせていたことを考えるとステアリングをくいっと切るだけで済むので、なんか物足りない感じだけれど、ブレーキも決まるしとっても良い感じ。14インチネオバよりも1秒近く上回るタイムを立て続けにマーク。借り物のタイヤ&ホイールで遠慮して走っていることを考えれば、とっても良いフィーリングだった。

 夕方に路面温度が下がりかけのタイミングでいよいよニューネオバでコースイン。まず感じるのがスタースペックに比べて柔らかいこと。縁石に乗っても大丈夫な感じで、ラインの自由度は高い。が、タイムは伸び悩む。柔らかいことが逆に、ブレーキングでもやわやわっとつぶれるタイヤのグリップを探る感じになってしまうし、コーナリング中もやわやわっとしていてリアが横に出るのを探りながら走る感じ。14インチのAD07で走っているみたいで、オンザレール感はない。2、3周目に良いタイムは出るけれど、その後はコンマ3、4秒下のタイムで安定する感じ。

 T氏曰く「ニューネオバって良いの?」といまいちな評価。僕もスタースペックにチョイ乗りしたのと比べて、ニューネオバがスタースペックを凌駕しているとは感じなかった。

 

 夕方、T氏のSC号とFire号が遊んでいる場面に遭遇。15インチで軽量ロードスターでどれだけついて行けるか!と気合いを入れて走るものの、ソックス以降の裏側では何とかついて行けるものの、ホームストレートではパワーの差で一気に差が付いてしまい、あっという間に置いて行かれた。「絶対、離されね!」とがんばったけれど、空回りしてハーフスピンになってしまい、取り残されて終了。2リットルとスーパーチャージャーだから、当たり前といえば当たり前。

 それでも、軽いということは良いことで、ブレーキングポイントは明らかに奧だし、コーナーも速い。走りは、パワーだけではない、ということで。