4月25日

 家族と能登半島へのほほんとした旅行に出かけておりました。

 一番下っ端の僕は、もちろんドライブ係。おやじのクラウンを数百キロ運転した。

 異常に楽ちんです。なんの抵抗もないステアリングに、ちょんと踏んだだけでかくんと利くブレーキ(コントロールしづらい)、硬いボディで、なにも考えずに運転ができる。目的地に行くことだけが目的なら、こんないい車はないかも。

 でも、僕は目的地に行くことよりも、移動することが目的だったりするから、あと30年ぐらいたたないとこんな車はいらないかも。手応えのあるステアリングと、かっちりしたブレーキで、軽い緊張感とともに思い描いたラインを好みのペースで走っていたいのだ。