4月20日

 大失敗してしまった。燃焼室を調子に乗って削りすぎてしまったのだ。どのくらいの失敗かと言えば、せっかく面研1mmでシリンダヘッド側燃焼室の容積を減らしたのに、ノーマルと同じぐらいになってしまった。もう0.8mmぐらい削ってやろうかしら。

 せっかくの日曜日だというのに、昼ごろに起きて、何となく見返したくなったホットバージョンを見て、ガレージに引きこもって燃焼室の加工の詰めをやっていた。自分でもあきれるぐらい、車漬けの日々である。

 今日一日かけて燃焼室の加工も終わり、磨き込む前に燃焼室の容積を測定した。しかし、道具が注射器、しかも、プラスチック製のシリンダにゴムパッキンがついたピストンのものなので、正確な計測は望めない代物である。注射器2本と3ccまで測れるピペットを使っての測定。どの気筒も38.5cc前後。面研したときは35.5前後だったから、3cc分も削り込んでしまったことになる。

 燃焼室はこんな感じ。まだ、バルブも燃焼室も仮磨きである。別にこのまま組んでしまってもかまわないのだけれど。