4月17日

 「レギュラー満タン」

と、久しぶりに言ってしまった。圧縮比9.4のノーマルエンジンにハイオクはオーバースペックである。35リットルぐらい入ったので、ほとんどレギュラーに近いオクタン価になったと思われる。ノッキングは出ない。プラグは中古エンジンについていた5番(なぜ?)が付いているし、ギンギンにノーマルエンジンである。

 ところが、フライホイールが軽いとなかなか気持ちがよろしい。ノーマルカムである限り、思いっきり軽いフライホイールを入れてしまっても、まったく問題がないようである。クラッチに慣れている人ならば、発進が難しくなることはない。少し作用角の大きいカムにすると鬼エンストエンジンになってしまうので、これから変える人は今後のチューニング予定とのかねあいを考えた方がよいのかもしれない。

 空燃比は、高回転では以前とさほど変わっていなかった。低回転では、かなり薄目の燃調になってしまっていた。オーバーラップ39度で吸気された混合気がかなりポート側に吹き返していたのかも知れない。それでも、2000回転以上では、ノーマルより厚いトルクが出ていたのだから、ハイコンプ化は素晴らしいのだ。

 さすがに、このノーマルエンジンに264度のカムを入れるのはためらわれる。4スロキット&フリーダムかキャブが落ちていれば考えるけれど。そんなことあるわけないか。