友人に会いに甲府に行ったら、ロードスターの左リアのブレーキが利いたままになってしまった。ものすごい熱を持ってしまってい、手をかざしただけで熱が伝わってくるほど。試しに水を掛けると、豪快な音を立てて、水蒸気が立ち上った。まずい。このまま高速に乗ったら、ブレーキパッドが炭化するに違いない。
車載ジャッキでジャッキアップ。タイヤを手で回してみるが、重くてほとんど回らない。タイヤを外す。リアブレーキには、キャリパ−のピストンを戻すための仕組みが付いている。ブレーキは素人整備じゃ恐ろしいので触ったことがないのだが、リア回りは事故車をばらしたことがあるから知っていたのだ。14mmのボルトを外して、中にある調整ねじのようなものを、6角レンチで回すと、ピストンの出具合を調整できる。見た目で調整して、タイヤをつける。手でタイヤを回すと、くるくると回った。しばらくは大丈夫だろう。
ゆるめたおかげで、サイドブレーキの引きしろが少し増えた感じ。でも、なぜ片側だけ利きっぱなしになっちゃったんだろう? 一度、ちゃんと診てもらったほうがよいかも。
マツダスピードのアドバイザーによると、6角レンチで回すねじは、一番締め込んでから、3分の1回転戻すのが正しいのだそう。今のところ、片利きしている気配もないので、大丈夫だと思う。