消費税の表示方法が変わったらしい。これまで本体価格の表示だったのが、税込みの総額表示に切り替わった。ようするに、将来税率10%以上としたときに増税を実感できない形の表示にしたい、ということなのだろう。
面白いのがスーパーとコンビニと百貨店で表示の計算がちょっと違うことだ。たとえば、150円の本体価格について、スーパーは1円以下は切り捨てて表示する。コンビニは1円以下を四捨五入、百貨店は1円以下を切り上げで表示する。
150円の5%は7.5円だから、スーパーでは157円と表示する。コンビニと百貨店では158円。スーパーは安いことに一番の価値を置くから、少しでも安く表示する方式を、コンビニは名前の通り便利なことに価値を置いており、価格は定価が基本で二の次だから、四捨五入。百貨店はそもそも端数が出るようなものを並べちゃいない、ということらしい。
ロードスター関係のネット通販ページでも法律に従うなら総額表示が必要となる。おお、RSファクトリーSTAGEさんはすでにきちんと税込み価格を書いているじゃないですか。芸が細かい。
帰りがけガソリンスタンドをチェックしたら、やっぱりリッターあたりの単価に5%が上乗せされていた。突然高くなった気がするけれど、実は全然変わっていない。と、思わせておいて、絶対に便乗値上げがあるに違いない。間違い探しのごとく、便乗を探す日々が続きそうだ。