シングルスロットル、ぷちカムのおかげで燃費が良くなった雅号。高速道路で急いでいるときの燃費がとっても向上した。
NA6CEの場合、高速巡航で燃費を稼ごうと思うと、中回転、中負荷でO2センサーからのフィードバックで理論空燃比で運転する領域に抑えてやらないといけない。フィードバック領域の範囲内で走っていれば、スピードもそれほど出ていないし、リッター12キロぐらいは出る。
今回のセッティングでは、そこよりちょっと回転が上の領域でも理論空燃比ぐらいで回すようにセット。今回は、下道で飛騨清見インターに向かい、そこから鈴鹿へ。後から書く事情で時間が食われたので、急ぎ気味で。ROMチューンをしている人ならフィードバック領域から外れている、ファイナル4.1と言えば何キロぐらいで走っているのかばれてしまうかもしれない。ま、片側1車線区間はゆっくり走るのだけれど。
200キロ以上走って、明らかに燃料の減る量が少なかった。これは富山と鈴鹿往復1タンクもできるのではと、チャレンジしようかと思ったのだけれど、鈴鹿サーキット近くのガソリンスタンドがハイオク111円だったので、満タンに。計算すると、12.7km/Lぐらいだった。急ぎ気味で走ったにしては上出来の燃費。これがぼちぼちと走っていけば14km/Lぐらいは行きそう。フルコンをリニア空燃比計でセットしてやれば、チューンの内容によっては古いロードスターのエンジンでも、それぐらいは行くのだ。
でも、忘れていた問題を一つ思い出した。それはオイル食い。オイル交換をしてから、すでに1000キロちょっと。セッティングのために6000回転キープで走ったりとか、けっこう減りそうな運転をしていた。めいっぱい入れておいたけれど、もしかすると、レベルゲージのLぐらいまでになっているかもしれない、と思っていた。
オイルチェックをころっと忘れて、鈴鹿に向かう道中。油圧計が相変わらず壊れているな、2キロぐらいしか指さないじゃん、などと思いながらオープンで鼻歌交じりに走っていた。が、なんとなく様子がおかしい。ちょっと強めのブレーキングで止まったら、油圧計の針が左に傾いて1度0を指したじゃないですか。
これはもう、ストレーナーからオイル吸ってないゾ、と危機的状況であることを把握し、岐阜・神岡の安いガソリンスタンドで給油ついでにオイルチェック。レベルゲージを布でぬぐって、差し込んでみたら…、。ゲージにオイルがまったく付かなかった。
これはやばいと、神岡のコメリに寄って、モービルの10W-40半合成オイルを購入。2リットル継ぎ足して再出発。
オイル燃費が500km/Lですか。ま、走り方にもよるけれど、とりあえず、オイルをつぎ足さなくても良いまともな車にしたかったら、エンジンオーバーホールは必須みたいだ。