3月9日

 土曜日、日曜日に備えてどうしてもロードスターの洗車しなければならなかったけれど、体中筋肉痛、体力も時間も温存したかったので、ガソリンスタンドの洗車を初体験した。

 せっかくだから手で洗うやつにしてもらおうかと思ったが、料金が高いことと時間がかかるのが嫌だったので1500円で洗車機に放り込むタイプを選択する。洗う前のロードスターは、しばらく洗っていなかった水垢と、高速道路の不凍剤でどろどろに汚れている状態。乗っている本人ですら、気分が暗くなるほどの汚れ具合であった。

 ハイオク満タンと洗車を指示して店舗内で待機。15分ほどで完了する。自分でやるとワックスも含めて一時間以上はかかるから、とっても楽である。

 あまり期待していなかったのだけれど、しつこくこびりついた汚れ以外は綺麗に落ち、さらにワックスもまあまあかかってさらに、タイヤワックスまでかけてあった。心配していたボディーの傷も見あたらなかった。ぴかぴかである。

 心配していたのが、高圧の水がかかるから、ぼろ幌から浸水して室内がぐちょぐちょにならないか、ということだったが、問題なし。1500円という安さと、自分の手を汚さない手軽さは、もしかしたら病みつきになるかも。

 これまでミーティングに出かけるときは、出かける前の日に時間をつくって洗車して、ぴかぴかにして出かけていた。が、道中でかなり汚れてしまうので、徒労に感じていた。が、会場近くのスタンドで洗ってもらえば、ぴかぴかで会場入りができる。車野郎の作法として正しいかは疑問だが、前日に時間をとらなきゃ、と暗い気分になるくらいなら、やってもらった方が早いし、結果安い。

 それでも、洗車を機械にやってもらうことが、ちょっと心に引っかかる。車野郎の倒錯したところだろう。