3月9日

 久しぶりに休みであった。ゆっくり寝ておこうという思惑通り、起きたら正午すぎ。ようやく寝不足が解消された感じ。

 まぶしいほどの青空が広がる晴天であった。開幌にして遊びに行きたい衝動を抑えて、車高を低くする作業に取りかかる。4月には北陸ミーティングで間瀬サーキットを走らねばならない。それまでには、車高を下げてアライメントを取っておこうと考えていたのだ。

 フロント10K、リア8Kの硬いバネを入れているわりには、現在の車高は高すぎる。フロント、リアともに、指が3本入ってしまうのである。いちおう、もう一段階下げられるはずなので、足回りを外してばらして、車高を低くすることにした。

 フロントをジャッキアップして、ハブとアッパーマウントを連結するボールジョイントを外す。久しぶりの作業なので、なかなかささっと作業は進まない。

 ショックとバネがかなり汚れていたので、バケツに水を張って、ショックごと突っ込んでじゃぶじゃぶと洗う。なかなかきれいにはならなかったが、どうせすぐに汚くなるのだから、問題はないだろう。

 丁寧に作業していたら、夕方までかかってしまった。タイヤはスタッドレスから、サーキット走行専用の15インチワタナベを取り付ける。

 試しに走りに出かける。やはり、スタッドレスタイヤと違い、15インチNeovaはすばらしいグリップを発揮する。瀬戸の山奥をぐるぐる回る。やはり、松本の山道ほど素晴らしい道はなかなかない。松本が懐かしい。

 車高を下げたところ、前後とも指2本弱の車高になった。もう少し下げたい気もするが、ツーリングであちこち走るにはこれくらいがぎりぎりだろう。いや、もし下げたいと思ったところで無理だから仕方がない。ヘルパースプリングか、ショックをオーバーホールに出してロッド長を短くする、それかバネを柔らかくするかしない限り、これ以上車高を下げることはできない。

 とりあえず、車高は下げた。次はアライメントか?