富山県公安委員会が親切にも事前にこの世に発生した日を教えてくれていたので、例年よりも意識して迎えた本日。昨日、上司に「午前中に仕事さぼって免許の書き換えに行って来ますから」と宣言した通り、朝起きて運転教育センターに向かう。
当然、2時間の講習である。警官OBであろう講師の独特な節回しの講習を聞く。また、おどろおどろしい感情に訴えかけるようなビデオを見せられるのかと思ったのだが、視覚の落とし穴を学ぼうという内容と、実際起こった事故の検証といったもので、見ておいて損はない内容だなと感心した。
おきまりの道路交通法改正の内容を聞いて、富山県の事故の特徴の解説を受ける。30分ぐらいのお話だったのだけれど、整備された道路を6、70キロで走っている人が、夜に道路を横断していたお年寄りをはねる死亡事故が多い、ということで「夜は上向きライトを原則に、必要があったらロービームを使うのです」ということと、「何はともあれシートベルトを締めましょう」ということの2点だけ、くどくどと話しただけだった。長々とシートベルトの話が続いたので、やっぱり県によって講習内容って偏るんだと少しだけおかしかった。ちなみに、富山県は着用率がちと低い。
新しい免許をもらって、ようやく出勤。県庁で新聞読んで昼飯を喰らったら、おおとろ氏から電話。インプレッサの引き取りである。
積載車に車を積む。そういえば、と思い出して、夕方に向かったのは紳士服屋。いとこが勤めている○山へ。いとこの名前が書かれた割引のダイレクトメールが届いて、中にいとこの名前が書かれた割引チケットが入っていたから、要するに、このチケットを使えばいとこの実績になるんでしょう、と。期限が今日までだ。
掛尾の青○に行く。ワイシャツとかネクタイとか2万円分ぐらい買おうかな、と思っていたら、服屋に来ることなんてそんなにないので、スーツも買っておこうかと思った。どんなのが流行りなのかと買う気満々で物色するのだけれど、店員が一切声を掛けてこない。なんだか、段ボールから商品を引っ張り出してあちこち歩いて忙しそうにしている。店内にいっぱいお客がいるわけでもないのに、まったく店員が近づいてこない。
売る気がないお店で買ってはお金を出す価値がないので、店を変える。○山は変えられないから、天正寺の青○へ。
こちらでは物色し始めた途端、店員が近づいてきた。いやあ、いとこがここに勤めていて、何か買ってあげようと来たんです、と割引チケットを見せながら事情を話すと、いやあ、それってノルマがけっこう大変なんですよ、喜びますよ、いとこさんは、となかなか模範的な受け答え。後で店長と知る。じゃ、とスーツ2着にシャツにネクタイにかばんも、と選んだら、今回買ったインプレッサ代ぐらいになったけれど、まあ、いとこのためならこれぐらい良いでしょう。ただでさえ、服にお金かけてないし。ここ数ヶ月を振り返ると、定額給付金なんかもらわなくたって、けっこう消費している。
夜は、良い雰囲気のカフェでご飯を食べ、発生日祝いにケーキを食べたり。なかなか充実した1日だった。
あ、いつ仕事したんだろ。