3月24日

 明日、25日午後に鈴鹿南コースでフォーミュラで走ることができる時間枠が設定されていたので、まず車で走り込むことが必要な僕はもちろん、走るべきだろうと思った。が、平日だから当然仕事があるに決まっている。来週月曜が納期の仕事があるし、そのほかもろもろぐちゃぐちゃと仕事があるので、いろいろ調整してみた。何とかなりそうな感覚なのだが、ある仕事が不十分ならやり直すための予備日が必要だ。

 あれこれやっているうちに、今日になってしまった。それでも、明日、早朝から働いて鈴鹿に行って、また帰ってきてから夜まで働けば何とか走れるだろうと思って、レース屋さんに電話したが、さすがに前日に言われても対応できないみたいであった。こちらも、駄目でもともとで電話したわけだから仕方がないけれど、気合が入っていただけに拍子抜けしてしまった。

 20日の走行でびゅんびゅん抜かれまくってほかの人のコーナリングを見た。それをヒントにして自分も試してみたいのだけれど、スピードが高い本コースでいきなり試すのは怖い。だから、ぜひとも南コースで走り、S字後の右コーナーで試行錯誤してみたかった。が、レース屋さん曰く「南コースで走っても、1人で走るだけでほかの人から学ぶこともない。さらに、速度域が違うから、やはり南コースと本コースでは挙動の出方が違う。南コースはスランプに陥ったときだけにして、とりあえず、本コースで慣れたらどうか」との意見だった。

 本コースはフォーミュラの枠が金曜日にあることが多い。が、金曜日は決まった仕事があるので、なかなか休みを取るわけにもいかない。練習したいのに、練習できない。このジレンマ。限られた時間の中で練習して、速い人はやっぱりすごいのだと、改めて思う。感心してばかりではいけないのだが。