3月23日

 所用で奥三河などあちこち車で行かねばならなかったのだが、我が愛車は現在富山で心臓を抜かれて眠っている状態。家のジムニーに乗ってあちこち走りまくる。

 ジムニーといっても新しい型であるから、松本で使っていたジムニーとは、エンジンも足回りも剛性感もまるで別の車である。良くなっているとはいえ、オートマチックだから、操作に対するレスポンスの面で不満は積もっていく。マニュアルの前のジムニーの方が遅いが走っていて楽しい。オートマチックだと、さまざまな操作にラグがあることを前提に運転をしないと、どうしてももたついてしまう。それでもエンジンブレーキを使うのに、かかとでアクセルをあおったりしているのだけれど。シフトレバーを操作した後、2秒ぐらい待ってからあおらないと、スムーズにつながらない。

 ワインディングを駆け抜ける爽快さはどの車でも同じである。加速力やレスポンス、コーナースピードすべてがロードスターよりも劣っているが、その車の能力の最大限を生かして駆け抜けるのが楽しい。速度で言えば、5割ぐらい遅いのだが、速度の問題じゃない。ロードスターと違い、ジムニーはコーナーで横転する恐怖があるのもスリルを加える。

 が、しかし所詮、箱の中に入っているのであって、何にも代え難いオープンの爽快さはないのである。早く復活せねば。