金曜日夜。雅久号のセットアップを進めたかったので、日曜日にでもおわらに走りに行こうかな、と思っていたら、春の嵐の予報。土曜日はまだ天気が良いみたいだったので、急きょおおとろ監督に電話をかけて、翌朝から走ることに。チームメイトにも声をかけ、1人が参加の方向。突然の思いつきに付き合ってくれるところがチームワーク。
おわらサーキットまで、片道30分が片道2時間30分以上になってしまったので、早朝に出発する。用事があって実家に泊まったのだが、久しぶりなので親とあれこれ会話をしているうちに時間が過ぎ、ぎりぎり走行開始の9時に間に合うか、間に合わないかぐらいの時間に出発。
名古屋インターから東海北陸自動車道へ。休日1000円だから交通量がやたら多い。それでも順調に走っていたのだが、高鷲インター前で渋滞6キロ。スキー渋滞と、2車線が1車線になる場所なので、どうしても渋滞してしまう。なぜか下痢ラ活動が活発で、ひるがの高原のサービスエリアまでの道中で死ぬかと思った。
ふらふらになりながら何とか、10時半前に到着し、雅久号に乗り込む。フロントの動きが疑問だらけだったのだけれど、原因の1つはやはりターボスタビだという結論を得て、ノーマルに交換。ロードスターらしい動きが復活し、ブレーキングからターンインまでの操作を中心に練習。勘を取り戻すのに努めた。成功裏におわら走行は終了。
走って疲れたからといって、だらだらしているわけにはいかない。なにせ、工場までが遠くなってしまったから、富山にいるうちにできる限りの作業をしておかなくちゃならない。リフトを借りて、とりあえず、昨シーズン頭に買った08ネオバは今回の走行で終了したので、新しいタイヤを装着することにする。
ちゃちゃっと装着してしまえばよかったのかもしれないが、ホイールはブレーキダストでどろどろ。レース用パッドは利くけれども副作用も大きい。こびりついたダストを取るのに1本30分。
夕方には作業を終え、夜は高岡で保護者と誕生祝のディナーを食べる。
日曜日。黄砂で街が黄色かった。春の嵐っぽい感じもあったのだが、やっぱり作業の続きをしなくてはと、朝から工場に行き、タイヤの装着と足回りのセットし直しなど。問題点のひとつの解決のため、部品の簡単な加工もした。いや、正確にはチームメイトのべいべにしてもらった。とりあえず、今できることはやり尽くし、間瀬でのテストを待つのみ。
夜はおおとろ亭に宿泊。ビールを飲みながら、最終戦の車載映像を見る。いつまでも前の車を追い抜けない情けなさに、これでもかと駄目出しを食らい、涙目になりながら反省し、いつしか意識を失った。
月曜日。朝から保護者とともに高速で金沢へ。新竪町でとある物品購入の打ち合わせ。製作をお願いして、歩いて片町プレーゴ通りに行きランチを食べる。品格ある街並みの金沢に、ヨーロッパ風の通りをつくるのはいかがなものか、とちょびっと違和感。でも、ランチは安くて値段にしてはおいしかった。
彼岸だ、墓参りだ、と再び高速で今度は富山インター。花と墓参りセットを購入し、富山ライトレール沿いを走って岩瀬へ。風が強く、富山の太いろうそくにはなかなか火がつかなかったけれども、無事お参り。そのまま高岡の中心街のあるお宅に寄ってコーヒーをいただき、落ち着かないまま次は井波へ。赤ちゃんを見せてもらった。そして、墓参り2カ所目。すでに日が暮れかけていた。
砺波のイタリアンでご飯を食べ、帰路に着く。この日だけで400キロ以上走った。