富山の車屋さん主催の練習会が、おわらの里で開かれることになっていたので、ぜひとも前夜祭から突撃したかった。前夜祭というのは、ただビールを飲みまくってマニアックな話をしまくる宴会なのだが、走行会よりもそちらの方にぜひとも参加がしたかったのである。
が、土曜は鈴鹿で一日走り、雨の走行だったので午後4時すぎに走行が終わった後、レース屋さんの工場でマシンをきれいにする作業が待っていた。目に見える汚れをウエスで一通り拭き取り、さらにCRCをウエスに吹いてアーム類に塗ってさび止めをする。コースアウトで砂利の中に突っ込んだこともあってけっこう汚れており、作業が終わったのが午後8時すぎ。やらねばならない仕事もあったから、富山行きは断念した。
そういえば、富山のサーキットを走っていて予期しないトラブルでエンジンが壊れたのが1年前だった。富山に車を置いて電車で帰り、家に転がっていたエンジンをチューンして2カ月足らずで組み上げて富山に持っていて積み込む、ということをやったのだった。今から思うと、よくもまあ、そんなことができたな、と自分でも感心する。すでにエンジンは23000キロも走行しているけれど、今のところ壊れる様子はない。オイルは徐々に減っていくけれど。
実は、思っていたより車が速くなってドライバーの実力以上のタイムが出るようになり、当時の仕様でサーキットに行くのが嫌になっちゃったのも、今FJで走り始めたきっかけの一つなのだ。