3月2日

 上司から電話がかかってきた。なんだろうと思ったら「お前のパソコンがウイルスに感染している疑いがあるとして、担当者の人が来ているぞ」とのこと。さすがに、ウイルスだけは注意しているし、いちおう、ノートンのアンチウイルスを入れているから大丈夫なはずだ。おかしいな、と思いつつ、仕事場に戻ってから、担当者を呼んでチェックしてみる。

 とりあえず社内LANにはつながずに、ウイルススキャン。が、ウイルスはいない。そういえば、午前中、あやしいメールが届いていたのを思い出し、チェックしてみるものの、添付ファイルが付いていた形跡があるのだが、ファイル名だけで中身は削除されている。拡張子が「.PIF」であるところをみると、最近流行っているNetskyの残骸らしい。

 どうやら、僕のネット上で使っている個人向けアドレスめがけてウイルスが飛んできたのだが、会社のサーバーがそれを検知して上流で削除してしまったらしい。その警報かなんかが出て、担当者が僕のところに飛んできたんだろう。

 ウイルスがきても、ノートンが検知して削除しただろうし、そんな添付ファイルを実行するわけもない。悪いことには、会社指定のウイルスソフトを勝手にアンインストールして、自分で買ってきたものをインストールしちゃっていた。それが会社側にばれてしまった形になり、強制的に会社指定のウイルスソフトに書き替えられてしまった。ウイルスソフトと、ウイルス定義更新サービス料などが損になってしまった形である。

 今日も、何発か飛んできた。みなさん、ウイルスには気を付けましょう。