うるさくて、乗り心地が悪くて、ハンドルが重くて疲れる我が愛車であるが、ストリートのチューンとしてはなかなか良い感じに仕上がっているかもと思う、今日この頃である。
先週日曜日、車高を下げ、ついでに減衰力をきちんと合わせた。バネの硬さは走りに大いに影響するが、それに対するショックの調整を甘く見ていた。ま、走れればどんな足回りだろうがあまり変わらないだろうと、ほとんどショックの調整はほったらかしにしてあったのである。
ところが! しかるべきところまで締め上げてやったら、乗り心地がよい! とはいっても、バネレートはフロント10kg/mm、リア8kg/mmであり、それなりにゴツゴツしているのだが、KONIがしなやかにショックを受け止めている感じ。
路面のギャップがあっても、前のようにがたがた車体が揺れることがなくなった。現在住んでいる実家の西側、瀬戸市の丘陵部は、それはそれは路面の舗装がひどい状態なのである。「瀬戸物」の名の通り、陶器を作っている町であり、土砂を積んだダンプカーがひっきりなしに行き交うから、路面がうねっているのだ。
ところが、そんな路面をものともせず、今の足回りは僕の常識からすればとんでもない速度領域で走っていてもそれほど怖くない。いやあ、足回りってとっても重要かも。今までがちょいと、いい加減にしすぎていたみたい。
そんな自己満足のセッティングをひっさげて、明日は富山の我がホームコースを走行する。どうなることやら。