2日連続お泊まり(迷惑)のおおとろ亭にてMOTOGPを観戦していて、ロッシが2位につけて食らいついていけば勝てるかも! というところで記憶が途切れ、気がついたらすでに番組は終了していた。再び、プシュっと淡麗を開けてアルコールを摂取しながらパソコンを開いてネットにて順位を確認しようとしたら、思わず「あっ」と声を上げてしまった。
この世に発生した日になっていた…。
みそじーずになると別にハッピーでも何ともなくなり、むしろ無関心になってくるのであるが、ジャスト日付が変わった瞬間だったので、ちょっとびっくりした。セレモニーがあるわけでもなく、そそくさと就寝して朝を迎える。
日中はフツーに仕事をして、フツーに午後10時半に帰宅。ま、せっかくだからと、このままビールを飲んで寝るのではなく、久々に飯でも作って喰らうことに。もやしニラ玉でも作るべ。
いつも158円のニラが98円だったので「やっすーい」と心躍ったのだが、1袋29円のもやしを買おうと思ったら、もやしが一切合切売り切れていた。かごに入ったニラ一束をいくらにらんでも、もやしと炒める以外の料理が思い浮かばなかったので、素直に棚に返す。
刺身コーナーには、三重県産のブリやマグロが並んでいるだけでそそられない。総菜コーナーも残り物がてんこ盛りな感じで、こちらもパス。しばらく、呆然と献立を考えていて、せっかく春なのだから、春の食材を喰らうことにした。
とりあえず、メインはボンゴレパスタ。富山県ではあまり消費されないアサリを使ったパスタね。1袋248円。2、3人分作れる量だが、残しても冷蔵庫の中で異臭を放つようになるだけなので、1回で使い切る。にんにくが切れているので、こちらは青森産の高級にんにく250円。野菜を物色したら、アスパラが外国産から国内産に切り替わっていたので、購入。太いのが3本258円。材料代だけでかなり高級なディナーになってしまった。深夜の時間帯に食べるものではないな、という疑問が頭の片隅にはあったのだけれど、せっかく料理する気になったのだから考えないようにする。
にんにくの下ごしらえをして、バージンオイルでにんにくを焦がしてアサリを投入。ソースを作る。アスパラは、こちらもオイルで焼いて皿に盛り、半熟の目玉焼きを載せてチーズをかけて食べる。
携帯電話カメラで撮影。本当はアサリオイルが麺と過不足なく絡み合うのが理想なのだが、ソースだけで2、3人前あるのでスープスパみたいになった。アサリの殻は調理中に外してある。外しながら食べていたらパスタが冷めてしまう。熱々のうちに食べなければ、うまさが半減してしまうから、かなりせっかちな食べ物とも言える。
はっぴーばーすでー、いただきまーすをして気がついた。すでに日付は変わっていた。