月: 2010年4月

4月11日

 土曜日。保護者と満開な桜を開幌ツーリングで楽しもうと、朝から富山へ向かう。9時台に出ても到着は昼過ぎ。やっぱりちょこっと不便だ。

 ラジエーターのアッパーホースで計測した水温は90度ちょっとなのだけれど、FCSSで見る水温(純正ECU用の水温センサーはヘッド後ろ側にある)は100度前後を表示している。ロードスターの水回りは、FF車のエンジンを流用したためか、エンジン前部ばかりに水が循環して、後部はヒーターにでも冷却水を導かない限り、循環が悪くてなかなか冷えない。前部と後部との差は7、8度ぐらいある。

 とりあえず100度以上は上がっていかないから大丈夫なのだけれど、これから暑くなる季節に向かうとき、オーバーヒートまで少しでも余裕があった方が良いかと、とりあえずTORFからマルハの78度サーモをもらう。

 オイル消費がリッター1000キロの雅チューンエンジンが工場に転がったままだったので、シリンダーブロックやコンロッド、ピストンなどをぽいする。5万キロ以上を走ったエンジンを捨てるのはしのびないのだけれど、だからと言って1度使った部品を取っておいて再び使うのか、と言われれば絶対使わないので、まだ鉄くず、アルミくずとしてリサイクルされた方がましだ。エスコートのピストンは、ピストントップの形状の悪さから、僕のエンジンでは激ノッキングを誘発していたとみられる。なので、2つはTORFのオブジェとして残しておいた。

 あっという間に時間が過ぎて、保護者とともに夕方から開幌ツーリング。太閤山の薬勝寺池に寄り、池の周りをぐるりと1周歩く。そこから富山西インター方面から八尾に至り、神通峡を通ってぐるりと富山平野の南縁を走るルートで、ところどころに咲いている桜を楽しむ。

 大山町から常願寺川を下る。常願寺川公園沿いには1キロぐらい桜並木があって、満開で見事であった。

 そのまま水橋方面、岩瀬、新湊へ抜け、伏木の海際のイタリアンで夕食。すっかり夜になって寒くなったので、上着を着て、氷見に向かって朝日山公園へ。こちらは8分咲きぐらい。

 国道160号からカントリーレストハウス二上でお茶をしてから高岡市内で意識を失った。

 日曜日。宿泊場から朝7時半に出て、鈴鹿サーキットへ。スーパーFJの観戦である。

 んが、ごたごたがあったらしく出走は半分ぐらい。走ってない人間は、口を挟まないでおこう。

 帰りは開幌状態で。鈴鹿インターを素通りして、国道306号から。沿道の桜は旬は過ぎていたけれど、夕時だったこともあってきれいだった。

4月8日

 東京往復で疲れていたみたいで、朝の目覚めが悪く、仕事場には寄らずに直接仕事先にロードスターで行くことに決めてぼちぼちっと朝を過ごした。

 で、遅れそうになってあわてて名古屋高速に乗ったりして散財する。基本的にいまの仕事場では自家用車での仕事は認められないので、車関係の経費はすべて自腹だ。

 余裕があれば駐車場に止めるのだが、時間ぎりぎりだったので、最小限の時間で戻ってくることにして、路上駐車をして仕事先へ。ロードスター1台が止めてあったって迷惑がかかるような場所じゃないのだが、エンジンをかけたままにする。短時間で去るのだ!

 が、お茶を出されたりしてなかなか戻れない。やばいやばい、と思いつつもお茶菓子を食べたりして、それでもやっぱりエンジンかけたままの車を放置するのも気が引けて、切り上げて、さようならっと仕事先を後にする。

 階段を駆け下りて、扉を開けると、なんと放置車両確認事務の民間委託を受けた事業者のユニホームを着た2人が僕の車を見ている。やばっ、と思いつつ車に駆け乗ると、「おとがめなしよ〜」みたいな感じで手を挙げて行かせてくれた。危ない。

 主要な交差点に警官が立っていて、信号が切り替わるときにホイッスルを吹いていた。そうだ、交通安全運動の期間中だ。

4月7日

 仕事場にも寄らずに名古屋駅に行き、新幹線に乗る。新幹線で東京なんて5年ぶりぐらいで、かなり久しぶりなはずなのだが、あまり懐かしさみたいなものは感じなかった。さんざん、仕事で乗りまくった時期があったので、車窓を流れる景色もちょっと変わったところがあるかな、といったぐらいで、あまり感動がない。

 昼過ぎに品川へ。山手線で新橋。地下連絡道を歩いて汐留方面へ。

 高ーいビルディングの中にある某携帯業者の24階へ行って、納得いかない商法についてあれこれ話を聞く。納得いく説明がほしかったのだけれども、あまり納得いかないまま後にする。

 すぐに名古屋に引き返して仕事場にてだらだら時を過ごし、終電近くで帰宅。

4月6日

 とっても歩きまくった1日だった。

 熱田区で仕事があったので、普通ならばタクシーか地下鉄を使うところ、ここ2、3日、激肩こりに悩んでいるので、歩いて仕事へ行って、途中にマッサージ屋でもあれば入ろう、と丸の内にある仕事場からEOS5Dをぶら下げてとことこと伏見通りを歩き出す。

 ところが、伏見を越えても金山に至っても、お店がない。あったかもしれないが目に入らなかったし、見つけていたとしても歩き出したのがお昼時だったからすぐには入れなかったかもしれない。

 八熊通りまで真っ直ぐ4.3キロ南下。そこから1キロ弱歩いて中央卸売市場に到着したので、ランチをレース好きな魚屋さんと一緒に食べようかと思って電話したら外出中だった。市場の中の侍というラーメン屋に入る。狙っている味は嫌いではないのだけれど、脂っこさが舌に残る感じがちょっと気になった。

 そこから1.5キロほど歩いて仕事先へ。1時間余りで仕事を終えて、再び歩く。次に向かうのは自宅である。台所のシングルレバーな蛇口の具合が良くなかったので、水道屋さんを呼んだら午後4時半に来る、というから立ち会わなければならない。

 家のある西春駅まではやっぱり名鉄に乗るのが楽ということで、神宮前駅に向かって歩く。さすがにタクシーでも拾おうかと思ったけれど、歩けそうな時間があったのでとことこっと。熱田神宮を横切って、3キロほど歩いて、電車に乗る。ここまでで10キロぐらい歩いた計算。

 水道屋さんに蛇口を直してもらい、次の予定は前任地である江南市の人との飲み会である。午後7時の集合時間まではまだ余裕があったけれど、何となく西春駅から歩いて江南駅へ。

 2年半の間にどれぐらい街が変わったかを見ようと、再び歩くことに。江南駅東口から市役所へ向かって、街の中をぐるぐる。再び江南駅に戻ってこれまで2キロ。古知野の寂れた街並みを見たくて再び歩く。やっぱり古知野の街は寂れていて、でも変化はそんなになくて安心した。飲み会までまだまだ時間があるので、あちこちぐるぐる歩いて、再び駅前に戻ったりして、時間をつぶす。すでに足が棒のようになっていて、足首から痛みも。歩くのも休み休みにしろ、と思うのだけれども、腰を落ち着ける気が利いた喫茶店なんかもなくて結局3.5キロほど。

 なんだかんだと16キロぐらいの歩行をしたことになる。早歩きで時速4キロってことはないから歩き移動に費やした時間は4時間よりは若干短いぐらいだと思うけれど、よく歩いた。仕事をちゃんとしろ、という真っ当な指摘については、街を見るのも仕事の一環だと言い張って聞かなかったことにする。b

4月5日

 Freedomセットアップ用に使っていたノートパソコンのLet’snote CF-B5を工場に寄贈してしまったので、仕事用のノートパソコンにUSBをシリアルに変換するケーブルをかましてセッティングをしようと思ったら、どうも相性が悪かったらしく、1、2分でFCSSがフリーズする。数千円出して別のケーブルを買って、また相性で動かなかったら馬鹿らしいので、安いノートパソコンを買おうと思い大須のパソコン屋を回るも、中古で出回っているノートってけっこう新しくてシリアルポートなんて付いていない。てか、高い。

 いろいろ調べてみるに、CF-B5ってコンパクトな上にレガシーなポートもきちんと付いていて、XPも動くし、Freedomな用途にはとても具合が良いことを知った。なので、ヤフオクを探してOSも補償も付いていないCF-B5を落札してしまった。ついでに、間瀬耐久で車載カメラ用に使っていたカメラも、2年以上にわたるあまりにもハードな環境での使用に耐えられなくなってきたらしく、映像が撮れていないこともあったので、また同じものを買った。そもそも、壊れるのを覚悟で安いデジカメを準備した経緯があり、それでも2年、20時間以上は車載映像を撮れたのだから、とその耐久性を半ば買った形。パソコンもデジカメも数千円だから安いものだ。

 で、この土日はやっぱり富山行き。もう遠いなんて感覚はなくて、何らためらいもなく車を走らせて土曜日の夕方に工場に到着する。おもむろに、新しく購入したCF-B5をばらしてハードディスクを摘出。工場に置いてあったCF-B5にUSB経由でつないでハードディスクのコピーを作る。届いたCF-B5にOSを入れようと思ったのだが、手持ちのUSBフロッピーやらUSBDVDドライブやらを認識してくれなかったので、最後の手段の荒技である。たかだか10ギガのハードディスクを丸ごとコピーしただけなのだが、えらく時間がかかった。

 夜は高岡駅前の焼鳥屋「秋吉」でたらふく鶏肉を喰らってビールも喰らって意識を失う。

 日曜日。なぜか所有しているNA8Cを洗車する。問い合わせがある、ということだったので、いつでも引き渡せるようにと。

 洗車してボディーのシミのようなものが気になったが、業務用カーシャンプーで磨いたらきれいに落ちた。磨いたら消える程度の小キズはあるけれど、本当にきれいなボディ。ノーマルホイールもぴかぴかにして、室内もふいて、エンジンルームやら普段は見えない場所やらをいろいろ磨いて完了。ホイールのスタッドボルトすらさびていないぐらいの程度の良さで、下回りもきれい。カーオーディオを変えただけの本当のどノーマル。15年も経過した車にはとても見えない。

 売れるかどうかはまだ決まっていないが、売れればロードスター3台に足車のインプレッサという訳の分からない所有車も、Vスペシャル2台にまで絞られてだいぶすっきりするなあ。