月: 2008年1月

1月5日

 「みんな来るよ」と誘われて、仕事もそこそこにおおとろ亭へ。あけましておめでとうのあいさつもそこそこにぷしゅっとビールを開けて、いろいろな談義をさかなに飲みまくって、午前2時前ぐらいに意識を失った。

 起きたら完全な二日酔っぱらい。ふらふらとつなぎに着替えて、工場へ向かったら雪かきをしていたので参戦する。

 力仕事になるとひ弱な体の馬力不足を実感してしまうが、それ以上に、二日酔っぱらいをした自分を反省した。スコップをふるえばふるうほど、頭がふらふらしてきて、力が入らない。なにくそと雪をかきまくるが、体がだるいのではかどらない。

 一輪車で水路に雪を捨てながら、もし今日再び大雪が降ったら、またこの作業をやるんだな、とふと思った。おおとろ母上曰く、「雪が降るたびやるの。だから忍耐強くなるんよ」。

 言葉では分かったつもりになっていた県民性だが、スコップをふるいながら、「勤勉で忍耐強い」を、何となく実感した。

1月3日

 新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。

 正月を実家で過ごして、2日に富山に帰ってきた。しばらく下道で走って、関インターから東海北陸道。5時すぎに飛騨清見を出て通勤割引を最大限活用する方針で。

 郡上八幡までは調子よく走ったのだが、その先で突然の渋滞。そろそろ路面に雪が残り出したから仕方がないかな、と思っていたら、除雪車がのろのろと作業をしていた。

 仕方がないな、と思い後ろをのろのろついて行く。大和インターで除雪車が道を譲ってくれたのだが、少し走ったら再び渋滞。なんだろうと、思ったのだが、すぐ理由を理解した。

 路面につもった雪が凍って固まって、車輪で削られてぼこぼこの路面。どかんばかんと乗り越えなければならないから、飛ばせるはずがない。1時間以上は渋滞でのろのろと走る。反対車線も渋滞していたから、排ガス臭くて頭がくらくら。ひるがの高原のインターでほとんどの車が脱落していった(たぶんトイレだ)から、一気に道がすいたので、ようやくぶっ飛ばせた。

 グリップ感を確かめながら、できる範囲で走っていたのだが、どうやら後ろの車の方が速い。こっちもむきになって、危険かなと思うぐらいまでスピードを出したら、雪のわだちにはまって一車線分左にぶっ飛んだので、びびって道を譲った。

 卯の花街道では、登りは快調だったのだけれど、下りにさしかかって身が凍り付く。路面に雪はなかったのだけれど、真っ黒のアイスバーン。ブレーキにふれただけでABSが効くぐらいの低ミュー路面で、気づかないで突っ込んだカーブで死ぬかと思った。

 アイスバーンは数河峠を越えた後まで。緊張のドライビングが続いた。5年ぐらいたったスタッドレスなのだが、やっぱり新調した方が良いかしら。