掛尾町にあるドンキホーテに行ってきた。はっきり言って、外装とか店内とか、運営方針とか、全部嫌いなお店。前に住んでいた愛知県江南市の近くにもあったのだけれど、何となく行かなかった。それでも、食わず嫌いはいけないでしょう、と暇な時間を活用して行ってみることにした。
ディスカウントストアを標榜するからには、価格が安くなくてはなるまい。その点、僕は富山のスーパー巡りが趣味であるので、食料品については安い高いが分かる。それ以外の電化製品やら、日用雑貨やらは分からない。たぶん、広告かなんかで「安い」と売っているものについてはやっぱり安いんだろう。
食料品については、安いという感動はなかった。確かに安いものもあるけれど、富山の地元スーパーの方がよっぽど安い品物も多数。イタリアンやらアメリカ菓子やら、マニアックな食材もいろいろあったが、マニアックを追求するのであれば、富山大和やらワインに力を入れている酒屋さんに行った方が、よっぽど豊富に手に入る。
ほしいものがそろっている、という感じというよりは、広く薄く品揃えしている感じ。せせこましい店内も落ち着かない。怪しい雑貨類を狭くてぎゅっと品揃えしているのなら、ヴィレッジ
ヴァンガードの方がそつがない。深夜3時までやっているという以外になにか、アドバンテージはあるのだろうか。夜中に特別なものがどうしても欲しい、という以外には使い道がないなあ。
安さや実用にこだわるならそちらへ。買い物の楽しさを追求するならそちらへ。どっちかに振らないと中途半端な感じであった。