実は、普段乗りのデミオはすでに富山ナンバー。富山で「尾張小牧」ナンバーは目立ってしまうし、第一、自動車税の請求が後任者のところに行ってしまっても困る。なので、富山に来て早々、ナンバーを付け替えた。
ナンバーを変えるときに困るのが車庫証明だ。アパート付属の駐車場を借りているのだが、車庫証明のハンコをもらおうとすると、当然数千円のハンコ代がかかってしまう。時間もかかる。今のすみかは、仕事場から直線距離で150mぐらいなわけで、9台ぐらいはとめられる仕事場の駐車場を保管場所として申請すれば、上司のハンコを押してもらうだけでハンコ代もいらない。当然、上司のハンコを押してもらった。
で、めでたくデミオは富山ナンバーとなった。それから1カ月もたたないうちに、耐久レースで走る新しいロードスターの車検を取らなければならなくなった。
今日は、午前中の仕事を終えて、会社の駐車場を再び新しいロードスターの保管場所とすべく、車庫証明の書類にボスのハンコを押してもらうことにした。「実は、もう1台の車を大山の友だちの家に置いてあって、もう1回、車庫証明が必要なんです」と、若干苦しい説明を織り交ぜて、ハンコを押してもらう。「えっ、もう一台、車を持ってるの?」「どんな車よ?」「マニアだな」と、まあ、正しくて痛い反応を受けつつも、何とかハンコを押してもらった。
実は、車庫証明は3台目の車のためであって、しかもその車は10年も所有しているポンコツ車とまったく同じ型(若干、古い仕様だけれど)と同じ色のであるなんて、言えるわけがない。言ったら「お前馬鹿か」「変態か」と言われるに決まっている。「一回、見てみたいなあ」とも。まあ、新しい車については、見せることはないでしょう。
ハンコを押してもらえば、こっちのもの。車体番号を書き込んで警察に届け出るだけである。車の車体番号を見に、T.O.Racing Factoryに行ったら、ちょうどいろんな部品の注文をするところだった。「いいところに来た。注文する部品を確認しろ」ということで、あれこれ確認。OKを出して発注をした。
そのまま昼ご飯になだれ込み、おいしいさぬきうどんを喰らう。完成した車庫証明の書類を富山中央署に届けて、新しく車検を取るのに必要な印鑑登録をしに、富山市役所へ。ちゃちゃっと登録してもらい、印鑑証明をもらった。
あとは、整備して陸運局に持ち込むだけだ。