月: 2007年9月

9月30日

 みんなで夜遅くまでグランツーリスモで遊んでいたら、さすがに慣れない作業で体が疲れていたらしく、限界を感じたのでおやすみして、ちゃんと布団に潜り込んでから意識を失う。仕事場の宿直も合わせると、週のうち半分は自分の部屋で寝ていない感じ。お世話になりっぱなしで頭が上がらない。

 8時前に携帯の目覚ましでのろのろ起き出して、出勤日なんだが、休日を取り上げられた格好の出勤。朝から働く用事もモチベーションもないので、汗まみれ油まみれのつなぎを着て再び工場へ。散らかし放題にしてあるので、とりあえず、じゃまにならない程度まで片づけをして、サンエスに漬けておいた部品をチェック。部品洗浄やブレーキの組み立てをしていたら、お昼になったので作業打ち切り。仕方がないから仕事に向かう。

 仕事場に行き、ボスに今日の予定を聞くと、それほどがんばらなくても良い感じだったので、ボスと一緒にF1観戦。雨で混乱のレースを最後まで見届けた。

9月29日

 金曜日。さすがに毎日車屋さんに通うのも気が引けて県庁でおとなしくしていたら「打ち合わせにおいで」とメール。夕方にしっぽ振って出かけて、ネクタイ姿のままエンジンを解体している自分がいた。オイルまみれのエンジンをインパクトレンチを使ってばらすものだから、シャツがオイルの飛沫で汚れた。

 一度、仕事場に戻ってすぐに車屋さんにとんぼ返り。ビールに車談義で意識を失う。

 土曜日。朝起きてすぐ作業をしたかったのだが、今日締め切りの仕事があったので仕方なくパソコンに向かう。なんとか30分ぐらいで仕事を終わらせて、つなぎを着て車いじり。

 なかなか、進まない。14日にシェークダウンをしたいのだが、果たして完成するのかしら。

9月27日

 すきを見て仕事を抜け出して車屋さんに通う毎日。昨日は夕方に出かけて、ネクタイ姿で従業員の方々がまだ働いている工場の中に侵入し、ハイエースからエンジンを下ろすのを手伝ってもらっちゃったりしながら、勝手に工具も使ってエンジンをばらす。

 レギュレーションでノーマルエンジンと決まっているから、別にかりかりのチューンをするわけではない。大人2、3人が休日を取って、交通費とか参加費とかを払って走るわけだから、トラブルが出るのが一番最悪。ただ安心して走れるように部品のチェックとホースやシール類の交換をするだけなのだが、なぜこんなに苦労するんだろう。

 仕事場から電話がかかってきて「今どこにおるんや」と聞かれた。なかなか本当のことは言えないから「富山市内のお店にいます」と答える。ウソはついていない。大山町が合併してくれてよかった。ちょっとでも作業をしたいのだが、そういうときに限ってつまらない仕事が入る。ファクスを勝手に使って、ファクスにつながっているネットワークケーブルも勝手にパソコンにつないだりして、やりたい放題したおかげで仕事を終わらせることができ、ちょこっと作業。

富山市内のお店にいます

 買ってきたエンジンもあまりオイル管理が良いとは言えず、かなり微妙な感じ。別に使えないわけじゃないけど、積極的に使いたくはない感じ。おまけに、時間もない。休みも取り上げられてしまったり。

 富山に来てまだ2カ月もたっていないのだが、なんだこの忙しさは。

9月25日

 出勤して仕事さぼってヤフオクを見ていたら、B6エンジンが15000円で出品されていた。出品者のIDに「toyama」の文字があったので、もしかしたら、とストア情報を見ると、車屋さんから10分のところの解体屋さんだった。出品リストを見ると、デフやミッションもあった。最近1台、解体したらしい。

 これは確保するしかない、と県庁を抜け出して、お店まで行く。工場内にぶら下がったB6エンジンが。14万キロ走行だというが、オイルフィラーキャップからのぞいてみると、茶色いけれど、真っ黒ではなかった。昨日、衝撃的な中身を見ているので、スペシャルきれいに見えてしまう。

 担当者が不在、ということなので、「エンジン、ミッション、デフを現状のまま引き取りに来るから、安くしてね」とずうずうしいお願いをして、連絡先だけ告げて一度引き上げる。メカさんの口ぶりからはどうも、売れそうにないから担当者が弱っているらしい。ちなみに、デフ、ミッション、いずれも8000円。耐久レースでは、特にデフが壊れるから、予備にちょうど良いのだ。

 しばらくして連絡が。「すぐ引き取りに行くから、何とか安くなりませんかね」と2、3000円ぐらい引いてくれないかな、と考えながらお願いすると「じゃ、25000円で」と予想以上の値引き。梱包して発送する手間もないから、向こうとしても良い話だったのかもしれない。

 「じゃ、引き取りに行く前に電話しますから」と告げて電話を切る。夕方、なんとか抜け出せそうだったので、激しく仕事をさぼって、車屋さんにハイエースを借りて、買ってきた。

 ということで、エンジン問題も1日で解決。

9月24日

 総裁選のせいで、休みだったはずの日曜日が出勤日と変わり、さらにそのあおりを受けて、月末の土日の休みも、日曜日が出勤&宿直に切り替わってしまった。がしがし作業を進めるはずだった休日を次々に取り上げられてしまい、焦る。なにが焦るかと言えば、僕が作業をしていないのに、どんどん車が出来上がっていってしまうかもしれないから。

 2日も休みが取り上げられたので、こちらもそのように対処させていただく。休日は特にやらねばならないような仕事もなく、出勤したということだけ記録に残すぐらいの仕事をすれば良いから、午前中に仕事を終わらせて、午後は激しく仕事をさぼって車いじりをすることに。

 宿直明けだったので、早朝に起き出して仕事を始める。1度、仕事場に戻ったら、ボスが座っていたので「当直明けで眠いんで、午前中に仕事を終わらせて、午後は寝てます」と若干ウソを織り交ぜて、午後は働かない意志を伝える。何かあればどうせ電話がかかってくるのだ。

 空港に行って、その足で車屋さんへ。なぜか、僕の車がすでに工場内でウマの上に乗っていた。うかうかしていると、エンジンが下りてしまう勢いだったので、パソコン広げて30分で文章にまとめて提出。写真も送って仕事終了。つなぎに着替えて作業に取りかかるころにはエンジンの上側の作業はすでに終わっていた。

 下に潜ってあれこれ作業。インパクトレンチを使って触媒のボルトをゆるめようとしたら、相当堅くて一発でなめた。ここら辺が素人。フロントパイプ部分で切り離すことにして、いろいろ苦労。ようやく、チェーンブロックを使ってエンジンを下ろした。

 エンジンスタンドにエンジンを固定するためにあれこれと苦労しているうちに、車体側ではどんどん作業が進み、エアコン撤去、パワステ撤去、重ステラック装着と進んでしまった。とりあえず、マフラーを外し、今日は車体側の作業は終了な感じ。仕事をさぼって作業したにしては、進んだというか、進めてもらったので、満足。

 おもむろにエンジンスタンドに固定したエンジンの補機を外したり、クランクのボルトをインパクトでゆるめたり。あ、そういえば長岡から車を引き取ってくるときに、「もしかすると、エンジンの状態が悪いかもしれないよ」と言われたことを思い出す。オイルフィラーキャップを外してのぞいたら、真っ黒だったとのこと。たしかに、エンジンの隙間という隙間からオイルを吹き出して下回りが派手に汚れているし、相当怪しい。

 若干、不吉な予感を感じながら、がしがしっとヘッドカバーボルトを外す。オオミチさんと2人でせいのー、と開けると…

 じゃーん。(ioi)

じゃーん。(ioi)

 ばーん。(ioi)

ばーん。(ioi)

 

 どーん。(ioi)

どーん。(ioi)

 見たこともないぐらいのスラッジ。カムホルダーの字が読めない、どころの騒ぎじゃなくて、こんもりと数ミリの堆積がある。メーター読みで88000キロのエンジンなのだが、オイルを継ぎ足しただけで、交換したことがないのではなかろうか。

 前期型エンジンだし、捨てよう。 

前期型エンジンだし、捨てよう。

 一瞬でそう判断して、別のエンジンを確保することに。エンジンコレクターに電話し「スポンサーロゴみたいにステッカー張るからさあ」と、1基融通してもらう。ま、車検を通したエンジンと思えば、諦めも付く。いや、別に次のエンジンだってノーマルで車検通るんだけれど。

 ということで、がくっときて、夜はおおとろ亭にてやけ酒に突入。意識を失う。

9月22日

 間瀬で長岡のおもちゃ屋さん主催の大運動会。初心者からSタイヤのクラスまでさまざまなクラス分けがある中で、耐久レース参加者はすべてのクラスで走行可能という破格の扱い。4時間走れるというので、TORFロードスターのドライバー3人にお願いをして、ちょっとだけドライブさせてもらうことにした。

 そのTORFのオオミチさんが間瀬に行くついでに長野に寄ってから行くから一緒に行こうと誘われた。微妙に、というかまったくもってついでに行くような感じの距離じゃなかったのだが、しっぽ振って付いていくことに。

 朝6時出発なので、前日の金曜日におおとろ亭に泊めてもらう。木曜日に休みを取って車検取って、内装取って、幌取って、そのまま睡眠も取っていたので、2日連続の宿泊。富山来てからおおとろ亭宿泊率が異常に高い。朝早いにもかかわらず、やっぱり車談義にグランツーリスモで深夜まで遊んでいたので、少し寝坊をした。

 高速で長野を目指す。1時に到着したければ、けっこうタイトなスケジュール。交通安全運動の初日だったので、クラウンやセドリックなどに気を配りながら、北陸道、長野道、上信越道。30分で用事をすませて、上信越道、長野道、北陸道。下道ではレーダーに気を付ける。間瀬に1時ちょうどに到着。素晴らしいペース配分だったが、もうすでに500キロ走ってちょっぴり疲労を感じる。

 間瀬は2002年4月以来、2回目の走行。前回は、間瀬サーキットに向かう道中で、腰下まで手を入れた自作エンジンが激しくオイル消費することが分かった直後だったので、かなりへこんでいた状況での走行。こんなこと、まったく忘れていたのだが、昔の「日常」を読んで思い出した。継続は力。

 タイムは覚えていないが、素人がいい加減に作ったエンジンと、抜けかけたマツダスピードの足回り、14インチFM901だったはずだから、そんなにタイムは出なかったんだと思う。今回は、レギュレーションの範囲で製作しているとはいえ、レース車両である。

 サーキット自体も2004年6月に鈴鹿を走って以来。スポーツ走行は、7月のジムカーナでしたが、相当なまっているので、Zコーナーで回って落ちて車をばらばらにしちゃうカモ、という不安もあった。

 1クラス20分走行で入れ替えもあるから1回15分の走行。インラップ、アウトラップもあるから10周もできれば良いところ。

 道具は一切、片づけてしまってあったので、ヘルメットもグローブもおろしたての新品。けっこう緊張しながら、準備。グローブ左右反対に着けようとしたり、ロールバーにヘルメットをぶつけたり。

 初めて乗る車とはいえ、そこは20万キロ近く走ったロードスター。何も迷うことはない。タイム計測のラップショットが装着されていたのだが、余裕もなくてスイッチ入れ忘れ。ま、久しぶりのサーキットで、タイム云々の状況じゃないのだけれど。

 ノーマルエンジンだが、爆音なので思ったよりパワーが出てる。他車が走行する中なので、ブレーキテストをするのは気が引けて、各コーナーではブレーキの限界を探りながらの走行。久しぶりの走行なので、最終コーナーなどで、自分がどこにいるのか分からなくなるような状態になった。コーナーの相当手前で減速が終わってしまってそのままインに寄ってしまい、インベタ走行でアクセルがいつまでも踏めなかったりする。爆音なので、コースのどこにいてもアクセルワークがピットに伝わってしまうので、けっこう恥ずかしい。

 さすがに、5年以上前に走行したときの記憶はなく、コースへの対応と、車への対応、いろんなことを一気にやっているので、もう頭がパニック状態。5周ぐらいして、水温やコーナーポストに気を配っていないことに気が付き、慌ててチェックする。

 もうめろめろの状態で、あっという間にチェッカー。クーリングをしながら、1周回り、ここにピットロード入り口があるはずと思っていた場所がガードレールだったので、ちょっとパニクって、コース上をうろうろしてしまった。入り口を通り過ぎてしまったかと勘違いした。

 次の走行までの間に、最終コーナーを観察したり、他の耐久号の爆音を聞いたりしながら、頭の中でイメージを整理する。いっぱいいっぱいで走っていて、ブレーキをあまり踏んでいないことに気が付き、2回目の課題はブレーキングと1コーナー後のシケインと最終コーナーに定める。

 2回目。やっぱりタイム計測を忘れてコースイン。さすがに2回目は、落ち着いて走ることができた。

 ブレーキを詰めてみると、けっこうコントローラブル。が、Zコーナーとかでいろんな挙動が出だした。1度、Zコーナーでコースアウト。人の車だ、壊れていないかしらと、そのままピットインしてチェックしてもらったが、大丈夫だったみたいで、再びコースインする。

 結局、シケインはイメージ通りに攻略することができず、納得できるような走りはできなかった。1回目よりは2秒ぐらい上がったので良しとしよう。

 最初だから、これぐらいかな、と自分では納得するしかないのだが、長岡のライバル勢はさらにタイムを伸ばし、2秒もちぎられているのが現状。ここからの2秒ってかなり難しい領域になってくる。

 さて、11月のレースはどうなることやら。

9月20日

 朝一番で旧大山町役場で仮ナンバーを取ってくる。さっそく、耐久用ロードスターに取り付けて、テスター屋さんの場所を聞いて出発。

 そういえば、ノーマルNA6CEに久しぶりに乗った。ぐにょぐにょした足回りに、手ごたえのないステアリング、段差でぶるぶる震える車体がけっこう怖いけれど、普通にドライブする分には、これぐらいがひらひらした感じで楽しいのかもしれない。

 富山運輸支局近くのテスター屋さんに行き、一通り見てもらう。ブレーキ検査にスピードメーターの測定。スピードメーターはローラーの上で普通に走り出して、時速40キロになるとブザーが鳴る仕組み。「ロードスターだとメーター読みで42、3キロぐらい」と事前に聞いていた通り、42キロぐらいだった。排ガスも問題なし。灯火類も問題なし。サイドスリップもOK。光軸はやっぱり少しずれていたので調整してもらう。下回り検査でテスタ屋のお兄さん曰く「どこかで見てもらいました? 下回りがすごいことになっていた跡はあるんですけど、とってもきれいになってますね」。車屋さんの配慮ぶりに頭の下がる思い。

 4000円を支払って運輸支局へ。3番窓口に書類を提出。顛末はまた書こうかと思うが、素人ではすぐに理解できないぐらい書類の種類と窓口があって大変だったので、事前に税金や手数料の印紙も含めてそろえてあった。走行距離を書くのを忘れていたのと、譲渡証明書に自分の名前を書くのを忘れていたぐらいですんなりとハンコをもらう。「次どこ行ったらいいですか」と聞くと「ぐるっと後ろから回ってそこでまた聞いて」とのこと。書類を受け付ける人と車検証を出す人、検査を担当する人が見事に縦割りで、お互いの業務をよく知らないらしい。ここら辺が危機意識のない場所に務める公務員っぽい。

 言われたとおり、ぐるっと回るとそのまま検査ラインへ突入してしまったので「3番を通って」というテスター屋さんの言うとおり、3番ラインに並ぶ。ロードスターの場合、ヘッドライトを下ろしただけで光軸がずれるようなので、絶対に上げっぱなしにする必要あり。クーラーが壊れていたので、窓とリアウインドを全開。排ガス検査のためにはアイドリングしていた方がいい気もしたが、炎天下だったのでオーバーヒートで変なトラブルが出たら困るからエンジンは止めた。

 10時15分ぐらいから並んでいたのだが、ちょうど休み時間だったようで前の車はぴくりとも動かない。

 10時半にラインが再開し、少しずつ前に進む。隣のラインでは、検査員のおっさんがハンマー片手にやってきて、灯火類などのチェックをする。ラインに並んでいるのはみんな業者なので、慣れたもので「ライト」「ワイパー」「バックライト」などという指示と同時に操作していた。隣の車が窓を開けていたら「窓閉めて」と言われていたので、あわてて窓を閉めた。こういうときに限ってレギュレーターのワイヤーがぶちっと切れるかもしれない。

 30度は超えているので暑くてたまらない。そのうち、僕のラインでも検査員のおっさんがやってきた。僕の車の番になったら「ユーザー車検デス!」と大きな声でアピール。そのために、TシャツにGパンでやってきた。間違っても、素人はつなぎで行ってはいけないと思う。

 素人とアピールしたおかげで丁寧に対応してくれた。灯火類をチェック。ハザードのチェックでは間違えてリトラクトのボタンを押さないようにと緊張した。前で一通り終わると、左側の前後ホイールのナットをかんかん叩きながらリアへ。リアでも一通り灯火チェック。車を降りて書類を渡し、エンジンフードを開けて、車体番号をチェックしてもらう。

 エンジンの打刻をかなり細かく見られた。こっそりBPなんて積んでいると、間違いなく通らない感じ。サスペンション回りをけっこう熱心にチェックしていた。純正ダンパーのブーツ破れを指摘されないか、かなりどきどきしたが、そのまま通してくれた。

 ラインに入る。最初は排ガステスト。ボタンがたくさんあって、まったく訳が分からないし、時間も限られているので、近くにいた検査員の人に「ユーザー車検ですぐぁ」とアピールして助けてもらった。素人には親切に接してくれる。プローブをマフラーに差し込んで、上の電光掲示板を見ていると、表示が「検査中」に変わり、OKが出た。近くにある記録機に自動車検査票を差し込んで、がちゃこんと○をもらう。

 テスターに進入。フロントとリアのブレーキテスト。何をしなければならないかは電光掲示板で指示されるので迷うことはない。「ゆっくりブレーキを踏む」と表示されたので、床まで踏み抜けそうなぐらいのハードブレーキングで対応。「○」の表示にホッとする。サイドブレーキのテストでも「ゆっくり引く」と出たので、ワイヤもちぎれろとばかりに引っ張ったら「○」と出た。スピードメーターは42キロぐらいでパッシングをして問題なく合格。

 光軸も一発OK。機械で精密に測定するので、車高が変わっていたら絶対にずれている。素直にテスター屋に寄った方が良いと思われる。

 最後にピットの上に車を進入。下回りをチェックしたり、車体を揺すったり。横のボックスにいたお兄さんが、すべて指示してくれたから問題なく対応できた。出口にあるボックスにいるおっさんに書類を渡し、スタンプをもらって検査は終了。あとは、車検証をもらうだけ。「1番窓口に行ってね」と教えてくれた。

 1番窓口で必要な書類を提出。10分ぐらいで車検証が出てきた。別の事務所に行き、自動車税を払ってナンバーを買って、車体に取り付けて、封印を付けてもらって終了。業者が車検代行料を取るのもうなずける。

 お昼にはナンバーを付けて戻ることができた。お昼ご飯を食べに行き、そのままおもむろに内装や幌の撤去に取りかかった。

9月19日

 昨日から微妙に足のひざの左側の筋が痛い。なにかやったんだろうか、と考えてみたら、月曜日におおとろ亭にて夜遅くまでグランツーリスモで激走していたことを思い出した。雪道でアンダーだらけでうまく走れなくてくやしくて、トレーニングをしたり、F1で鈴鹿を走ったり。いろいろ遊べるのも達成度100%のデータを長岡から輸入したおかげ。

 右ひざが痛いのは、スロットルワークが課題だったからか。ひざの痛さを感じながら、人のうちで深夜までがんがん遊んでいる自分をちょっぴり反省する。

 耐久用ロードスターの車検を取るために、明日は休みを取った。積載車に積むときに、アクセルの付きがおかしいな、と思ったのだが、エンジンをしばらくかけておくうちに直ったみたい。ブレーキランプ2つとハイマウントのランプの3つが同時に切れていたので交換。ワイパーも交換し、ウインドウオッシャーのつまりも直した。前オーナーがシートベルトの警告音を止めるために、変なところで配線をカットしてしまってあったので、そこら辺に落ちていたロードスターに潜り込み、シートベルトバックルを拾ってきて移植する。あの安っぽい、懐かしい音が復活した。

 本当のどノーマル車だから、事前にテスター屋さんに寄れば、問題はないはず。というか、すでにプロがひと通り見ているのだから、問題があるはずがないのだ。 

9月14日

 日付が変わった時間に飲みに出かけてしまった。メンツの中には、元ラガーマンの元気の良い後輩がいるので、やばいかな、と一瞬思ったのだが、ビールの魅惑に負けて、総曲輪へ。

 3時をすぎて、そろそろ限界。もう、さすがにみんな、帰るでしょう、と思っていたら、やっぱり後輩、「次行きましょう」と言い出した。こんな時間、どの店もやっていないって、と思ったが、案の定、おねいちゃんがいるお店は軒並み閉店。振り上げたこぶしを降ろす場所がなくなった後輩は、深夜の桜木町をうろうろ動き回る。

 なんだかんだと、30分ぐらいさまよったか。スナックみたいなお店を見つけて、とりあえず飲めればよいからと、入店する。僕はよっぽど帰ろうかとも思ったけれど、後輩が勢揃いしている場所から逃げると、あとから何を言われるか分からないので、おつきあいをすることにした。

 おねいちゃんは帰ってしまったから、若いおにいちゃんが、席に付いた。が、野郎ばかりの集団に、おにいちゃんが来たところでうれしいわけもない。おにいちゃんにも悪いから、適当に話を合わすが、気遣いするぐらいなら、近くにいない方がマシだった。

 結局、朝5時すぎに店を出て、ふらふらと家に戻る。途中、なぜかラーメンが食べたかったので、コンビニでおいしそうなカップラーメンを買ってお湯を沸かして喰らって意識を失った。

9月12日

 仕事的に暇な1日だと予測されたので、昼に陸運局に行って車検の取り方を聞いたりして準備をしようかしら、などと考えていたら、昼過ぎに安部さんが辞職してしまった。そんなこんなで、ばたばたしたら夜になっちゃった。

 あわよくば、金曜日に休んで車検取ろうかな、などと考えていたのだが、明日一日は缶詰になることを考えると、ちょっと無理っぽい。せっかく休むのだから、慎重に日にちを選ばなければ。車検は来週か。

 というか、このまま総選挙に突入すると11月は耐久レースどころじゃなくなってしまうのだけれども。