月: 2006年6月

6月25日

 4時間だけ寝て、起きたらかなりアルコールも抜けていたのでほっと安心。午前5時すぎ、出発する。

 国道41号をひたすら南下。行きにステアリングインフォメーションがまったくなくだめだめだった中古YOKOHAMA S.Driveは打って変わってなかなか運転しやすくなっていた。やっぱり、20リットルのガソリンをトランクに積んでいたのがいけなかったみたい。尻下がりになっていれば、重量バランスがくちゃくちゃになるに決まっている。

 あっという間にせせらぎ街道に到着し、2時間ほどで郡上八幡。なぜか、高速に乗ったときよりも早く着いている気がするが、気のせいだろう。

 午前7時をすぎると、交通量も増えてくるので、ぶっ飛ばすことはできない。国道156号を美濃まで走り、県道、愛岐大橋経由、江南。2時間45分で到着した。

 S.Driveは、ネオバに比べてやっぱりステアリングのインフォメーションが少ないが、一般道では支障のないレベル。さすがに、ネオバほどの安心感はないものの、タイムを削る走りをするのでなければ、S.Driveで十分だろう。乗り心地が良く、ロードノイズも少ないので、体の疲れ方も違う。耳鳴りはしなかった。

 家で一時間ほどうとうと横になって、そのまま仕事に出る。国府宮神社で田植えを見て、午後は力士が子どもと交流する場面を見た。なんだか、おなかいっぱいな一日である。

6月24日

 すでに30時間以上起きているが、いかんせん、Vベルトが切れたままでは帰ることができないので、取り寄せてもらったベルトを取り付けることにする。伸びることを見越して若干小さく作ってあるためか、なかなかはまらない。汗だくになりながら、苦戦してなんとか付けた。エンジンを掛けると問題なし。FCSSの画面で電圧を確認するとちゃんとオルタネーターが動いていることが分かる。

 翌日は仕事なのだが、このまま名古屋まで運転できるはずがないので、車屋さん家での宴会に参加し、翌日の早朝に帰ることにする。というか、車を直している段階からビールを飲んでいた。

 おつまみを食べながら、がばがばとビールを飲む。午後5時ぐらい、まだ明るいときから飲むのは快感。睡眠不足はどうすることもできず、すぐさま、意識を失ってしまった。

 8時半ごろ、再び起き出したら、多くの人が帰ったりつぶれていたり。せっかく、富山まで来て飲んでいるのだから、いろいろな人とお話をしなくては損である。お風呂に入って午前1時すぎぐらいにようやく寝た。

6月23日

 夜勤から帰り、うだうだビールを飲んでいたら日本代表の試合が始まったのでそのまま見てしまう。前半、ブラジルが得点したところでこんなものかと寝てしまった。

 耐久レース、富山の車屋さんの車に空きがあるという情報をつかむ。富山ならロードスターでぶっ飛ばせば下道3時間。乗せてもらえば、睡眠不足で寝てしまっても死ぬことはないから富山経由ルートを選択する。

 富山を午前1時に出発ということだから、余裕を見て午後9時の出発。今は午後7時半、ようやく仕事が片づいたところだ。

6月22日

 土曜日に間瀬サーキットであるロードスターも出走する耐久レース富山の車屋さんも参戦するとあって、ぜひとも見に行きたいのだが、いかんせん、愛知からじゃ遠い。松本にいたときは簡単に行けたのに。

耐久レース富山の車屋さん

 愛知からでは松本に行くにも3時間半。そこからさらに倍走ってようやく長岡。もうちょっとあるので、下道8時間コース。高速でも5時間コースwith17200円の出費。

 休みは土曜日1日だけ。寝る時間を削ればOKとはいえ、往復900キロはちょっと気が引ける。フラリと出かけたら、長野市あたりで後悔しそう…。

6月21日

 昨日、ロードスターで動き回っているときに、車載パソコンのThinkpad535に異変が。電源を供給しているはずなのに、バッテリー駆動にしかならない。バッテリーが切れて止まってしまった。

 ACアダプターの故障だろうと思ったが、取り替えてみても動かず。インバーターの不調かと思ったが、別のパソコンはちゃんと電源が供給される。電源回りの基盤がぶっ壊れたらしい。

 せっかくロードスターに乗っているのに、セッティングが進められない。明らかに薄かったり、点火時期が進みすぎていたりする領域があるのに、まったくセットできないのはイライラが募る。仕方ないから、仕事用のパソコンにシリアルポートをUSB経由で増設するしかないかなぁ、と思っていたら、実家に兄貴用に買ったThinkpad315Dがあるのに気づいた。535と比べたらばかでかいのだが、シリアルポートも備えていてそのまま使える。

 起動してみると、「CMOS Battery Bad」とのエラーメッセージが。内蔵時計を駆動する電池が死んでいるらしい。

 とりあえず無視して起動させると、今度はハードディスクのエラーらしくWindows98が起動しない。困った。やっぱり535を使うしかないか、と電源回りの不具合を見るために分解してみるが、まったく分からないばかりか、組み立て方も良く分からなくなって、ごみの山に変化してしまった。

 仕方がないので535に付いていたHDDを、315Dに差し込んで、起動させる。デバイスドライバーがすべて違うので、10回近く再起動する羽目になったが、最終的には問題なく動くようになった。別のパソコンのHDDをそのまま差し込んで使えるようになるこの融通性。動作の軽さと合わせて、古いOSの良いところである。

 実家からの帰り、セッティングを進める。全域でエンジンの吹けが軽くなった感じで、ものすごく調子が良くなってきた。 

6月20日

 久しぶりにのんびりできる休み。洗濯をしてから、ロードスターで出かけ、北名古屋市の25歳の元気な酒屋さんで日本酒を買い、名古屋の市場に出かけた。

北名古屋市の25歳の元気な酒屋さん

 前の職場では毎週通い、車談義をしていた魚屋さんと昼飯を喰らいに。今住んでいる家から、酒屋さん経由で日比野の市場まで、道路一本、一直線である。梅雨の晴れ間で、名古屋の夏らしい暑さの中、エアコンも付けずに(壊れると困るから…)走る。2速5000回転キープとか、変な走り方で街中をSTOP&GOしても、でかいオイルクーラーに冷えるラジエーターが付いているから水温93度、油温90度で安定。それでも油温はいつも80度だったから高めの方。チューニングを進めるなら、冷却対策はぬかりなく。

 市場に到着し、魚屋さんと市場にあるお店「一力」へ。中トロとヤリイカの刺身にゲソ煮にウナギの長焼きに貝汁にと、ランチなのにまったく容赦なく食べさせられる。三重の魚屋さんの息子、松田次男の話題で盛り上がる。フォーミュラニッポンでかなり実力を付けてきたのだが、なかなか勝利ができない。

 事務所でかなりマニアックな魚屋事情を聞いたりしてすごし、別れる。せっかくだから、大須に寄って中古パソコンや部品を物色。第一アメ横が休みだったので、ThinkpadのACアダプターを中古で買っただけで撤収した。

 名古屋市を横切って、守山区へ。パーツランド名古屋に行く。14インチのBBSに付いている旧ネオバも、スリップサインが出ているので、良い中古タイヤがないかを見に行く。ただでさえ、ウエットグリップが怪しい旧ネオバ、スリップサインが出ている上、ミニサーキット走行でショルダーがないような状態なので、雨が降ってきたらとっても危なそうだから。

 185/60R14ダンロップのLM502やブリヂストンのセダン用タイヤがどれも1万円ちょっと。丹念に見ていくと、YOKOHAMAのDNA S.drive
を発見。山もほとんど減っていないので注文。工賃込みで2万円。僕のカーライフで中古部品屋さんが重要になってきた。ロードスターの部品では、クスコやオーリンズ、TEINの車高調やハードトップ、アウトレットのENDLESSのブレーキパッドが置いてあった。

 S.driveは乗った直後にステアリングの軽さでグリップの違いを直感。ネガキャンが付けてあるので、当たりが付いていないと余計にグリップ感がないかもしれない。ロードノイズは甲高い音がかすかに聞こえるぐらいでとっても静か。乗り心地も良い。違う車に乗っているよう。

 実家に寄り、酒屋で買った日本酒を親父に渡す。2日遅れのプレゼント。

6月19日

 配線をきちんとなおしたロードスター。心なしか、空燃比計の表示部のLEDの光が明るい。気のせいではなかったらしく、「LEAN」の表示しかしなかったのが、電源ONから10分ぐらいたつとまともな空燃比の表示をするようになった。

 不具合があったところが直ってくると、乗りたくなってくる。仕事の途中でデミオからロードスターに乗り換える。点火時期も調整し、オイルもきっちり入っていることを確認してある。ようやく、全開で高回転を回しても安心な状況となった。

 仕事帰りに一発全開をしてみる。ノーマルマフラーに戻してあるので、2寸管&排気管の途中ごにょごにょ時代とは比べるべくもないパワー感のはずなのだが、なかなかの吹け上がりにびびった。デミオに乗り続けたため、相当、あちこちがなまっているのかもしれない。いや、普通の生活道で全開をくれる方が間違っているのか。

 7000回転を超えると、もう壊れそうな音。8000回転は楽々回りそうなのだが、4万キロを超えたエンジン。壊れそうだからやめる。そんな状況でも細心の注意で耳を澄ますが、ノッキング音は聞こえなかった。

 かなりびびり係数が掛けてある点火マップ。もう少し進めて見ようかしら。

6月18日

 「今日の夜行くわ」と昨日、友人から突然電話があった。江南市に来るついでに、取り外したカーオーディオをくれるというのだ。

 かつてさんざん僕のロードスターを「使えない車だ」ばかにしていたのだが、オープンのMINIを買いやがった。20万キロを乗り倒したホンダ・オルティアに付いていたオーディオ。1DINサイズのシンプルなデザインでまだまだ使えそうだったから「ちょうだい」と半ば冗談で言ったら納車翌日に家まで持ってきてくれた。持つべきものは友人である。

 オーディオはKENWOODのMJ909が付いていた。1DINサイズにMD3枚のチェンジャーが内蔵されている、ロードスターにはぴったりのオーディオ。発売当初に衝動買いしたら定価の75000円近くした覚えがある。昔は金銭感覚が異常だ。

 僕のロードスターライフの中でもかなりの活躍をしてくれたのだが、いかんせん、メカメカした構造なので壊れやすい。12キロのバネを付けて走り回る方が悪いとも言うが。すぐ壊れて2万円ぐらいかけて直したものの、最近は調子が悪かった。MDを再生できなくなってきたばかりかラジオの入りも悪くなってきたので半ばオーディオレス状態。

 もらったのはパイオニアのDEH-P005という3年ぐらい前の機種。購入時の箱入りで説明書ももろもろ付いて届き、しかもMP3対応と書いてあったので、今日は仕事だったのだが、さぼって取り替えることにする。

 そういえば、オーディオ回りの配線っていじったことがない。足回りやエンジンは何回も交換したことがあるくせに、このアンバランスさが素人の危うさである。

 どれどれとばらしていくと、線がたくさんありすぎて訳が分からなくなる。んが、見比べてみると配線の色がきっちり分けてあるのが分かったから、安心。間違うことはない。

 オーディオに加えて、3連メーターに空燃比計の配線があるからまさにごちゃごちゃ。一本一本がどこにつながっているかを調べて中身を理解する。

 すると驚愕の事実を発見。メーターのイルミネーションの電源を取る配線が、やっつけのひどい仕事がしてあった。汚くつないであり、半田付けしてあるのはまあ良いのだが、なんと、リード線がむき出し。よくショートしなかったもんだ。人任せしっぱなしなのも危ない。

 ぎぼし端子を買ってきてきっちり配線する。壊れ気味の空燃比計の配線もきっちり。すべてつないで試しに電源を入れてみたらきちんと動いた。ラジオの音もクリアに。

 センターコンソールをせっかくはずしたから水で丸洗い。すでに14年選手だから、けっこう汚れている。すっきりと汚れを取って乾かしている間、MP3のCDを1枚焼いてきて再生。何事もなく音が出た。素晴らしい。

 20万キロ走り通して廃車になった車からはずしたオーディオがやはり20万キロ走ったロードスターに移植された。んが、同じ20万キロでも僕の車は車検取り立てだ。

6月17日

 14インチのBBSがあまりにも汚いので洗うことにする。

 BBSはなかなかおしゃれなホイールだと思うのだが、ブレーキダストの取りにくさは閉口する。スポークの端の方を掃除しようと思うと、指を使ってちまちま汚れを落とすしかなく、特に、利きの良いブレーキパッドに交換し、ミニサーキットに行こうものなら泣くしかない。

 で、最後にBBSを付けていたときにどういう使い方をしていたのかは忘れてしまったのだが、どうやらミニサーキットで思う存分走った後に洗わないまま放置したらしく、大変なことになっている。ブレーキダストがこびりついた上に焼き付いている感じで、ホイール表面も荒れている。ウエスでふいたぐらいじゃ落ちそうにない。

 仕方がないからスチールウールを買ってきて、ゴシゴシと磨いてやった。表面のクリア塗装まで落ちそうだが、この際仕方があるまい。根気よく磨いてやってもあまりきれいにならない。フロントのホイール2本を洗って疲れたのでやめた。

6月16日

 岐阜県可児市に用事があったので、せっかく山の方に行くのだから、とデミオを捨てて、ロードスターに乗り換える。

 4年以上前に取り付けて、すでに8万キロを酷使しているNEKOの空燃比計が調子が悪い。ちょっと前までは始動後1分間の暖気後に「UP ERROR」と出ていた。一度、車のエンジンを止めて空燃比計をもう一度暖気モードにすれば働いていたのだが、最近は60秒の暖気後に「LEAN」と出る。ああ、壊れた、と思ってあきらめていたのだが、30分ぐらい走っていると突然復活してけっこう正しい空燃比を示すようになる。

 走っていると果たして正しい空燃比を示すようになった。急減速、急加速などを試してみると、どうやらスロポジ制御ではあまりセッティングを詰めていなかったことが判明。燃料マップをいろいろいじる必要があった。きちんといたマップを作るとレスポンスまで変わってくる。やはり、いろいろな補正値をいじる前に、きちんとしたマップを作る努力をすべきだ。

 乗り慣れていないためか、ちょっと50キロほど乗っただけなのに耳鳴りがする。4スロにする必要性はまったくないから、またノーマルに近いエンジンに変えようかしら。