土曜日。雪よかし(除雪)しようかと工場に来たら、「水路に水が流れてないから無理」とのこと。確かに、雪を捨てる場所がないと、あっという間に限界が来てしまう。なので、あきらめて下ろしてあったチューニングエンジンをばらすことに。
インパクトレンチを使いながらばらばらとばらしていく。リッター1000キロのオイル消費があって下ろしたエンジン。予想では腰下がかなりやばい状態なんじゃないかな、と思ったのだが、それほどひどい状態じゃない。というか、まだまだ使えそうな状態だった。
オイルが下がっている形跡もそんなにないのだけれど、排気側のバルブにオイルが付いていたところを見ると、どうも下がっているっぽい。
ピストンを見ると、どうも、2番、3番がヘッドとかすかに接触していたっぽい。どうしても真ん中の方が振れが出やすいから高回転まで回したときにでも、当たったんでしょう。最後に回したときにも、工場への到着寸前でぶん回したから痕跡が残ったのかも。
何が問題かっていうと、当たっていた場所的には副燃焼室ができちゃう感じだったこと。「なんで?」って思うほど点火時期が進められなかったのはここにあるのかもしれない。マーレーのピストンと比べてみたら、やっぱりマーレーの方が良い形をしていた。圧縮を上げたいのかもしれないけれど、やりすぎ。粘土で調べたんだけれど、経験がないのでそこまで分からなかった。
夜はもつ鍋をさくっと作って食べてビールを大いに飲んで意識を失う。
日曜日。朝、のろのろ起き出して、水路に水が流れているようだったので、黙々と雪よかし。本当にね、暖かければ消えるものをわざわざスコップでどけている意味が良く分からないのだが、そんなことを考えていても仕方がないので、筋トレと思って黙々と進める。そこそこきれいになった。
で、ようやく雅久号が動くようになったので、工場に入れてブレーキを外す。ばらして洗浄して、リフトに上げたついでに足回りをいじって完了。終わったころにはすでに真っ暗で、気温もたぶん氷点下。よかし残した雪がばりばりと凍っていた。
で、前日に引き続き、ビールを大量摂取して、こんなくだらない文章を書いて、今、意識を失う寸前。