遊びほうけていたら、寝る時間がないことに気が付いた。今日はDさんのFJ初レースの日だ。僕は出ないけれど、レースの雰囲気を味わいに、鈴鹿に出かけることにした。
夜半から雨が降っていたらしい。明け方の東名阪を走り、鈴鹿サーキットに至る。到着したのは午前6時前。パドックの駐車場は、まだ静けさを保っていた。リクライニングしないロードスターでは厳しいが、少しでも良いからと横になる。うつらうつらしたと思ったら、次々と積載車がやってきて、爆音シビックがばんばん空ぶかしを始める。負けるものか、とひたすら目をつむるも、空がだんだん白んできてなかなか寝付けなかった。
いつの間にか寝たらしく、窓ガラスをこんこんたたく音で目が覚める。総監督が起こしてくれたのだ。寝ぼけていたから何時だったか覚えていないが、2時間弱寝たんだろう。
雨のおかげで、とても寒い一日だった。完全ウエット路面でのレースで心配だったけれど、無事完走した。勝ったのはDさんが選んだウエスト04Jを駆るドライバーだった。
夜は、なぜか名古屋市内の病院で仕事だった。午後7時から10時ぐらいまで救急外来ですごす。医者も大変な仕事だ。