たまにはいいか、と思って夜、飲みに行った。まったくの大人のつきあいの飲み会で、知っている人の顔を立てるだけが目的のようなものだった。参加することに意義があることが、世の中にはある。
そんな飲み会なので、ようするに暇であったのだ。どうせ飲むのなら、少ない人数でとことん話し込むのが好きなのだけれど、20人もいるような会ではどうしても愛想笑いに終始してしまう。暇だから、酒に手が伸びる。知らず知らずのうちに量を飲んでしまったらしい。本格的に飲んだのは、けっこう久しぶりだったので、かなり回った。が、ぐるぐると地球の自転を感じるまでには酔わなかった。帰りのタクシーでは寝たけれど。
せっかくの減量も、元の木阿弥になっちゃったかも。