仕事を抜け出して車検をお願いしに行ったら、新ネオバが届いていた。
新しいタイヤが来たときのお約束で、上に乗ってみたり、爪を立ててみたりと、いじり倒す。乗って両手で押さえ込んだ印象は、やっぱりネオバだな、という雰囲気で、いい感じでたわんでくれる。柔らかいってほどじゃないけれど、軽い車でも加重移動をきちんと受け止めてくれそう。
ブリジストンのRE01Rは、同じように乗ると、カチカチでたわまないどころか、外側のショルダーがSタイヤチックに硬いのに、内側はそれなりにたわむという、なんだか2面性のある構造をしていた。軽量非力なロードスターでは、裏切られる感じでなかなか期待したほどにはグリップが引き出せないことは、あちこちで言われている通り。
新ネオバの表面のゴムはめちゃくちゃ柔らかい。「爪の跡が付くってSタイヤ並みだぞ」とのこと。まだ、使い切った人はいないからどれぐらい減り方をするかはわからないが、「048のようにあっという間になくなるのでは」と不安になる。減らない、と信じたいが、使ってみてライフや熱だれが期待はずれだったら、高いし、もう使わない、となるだろう。
空気圧はあれぐらいでスタートして、仕様変更したショックとあいまって、こんな挙動が出るのかもしれないな、ソックスのラインはああで…と脳内シミュレーションが始まった。