2月24日

 仕事が休みだったので、ヘッドカバー磨きをやった。

 現在、エンジンはポート研磨の途中。けれども、ホームページの制作と同時進行で加工を進めたいので、一時休止している。しかし、せっかくの休み、腕がうずうずするので、ヘッドカバーを磨いてみることにした。

 サンドペーパーで削っていたら、時間がいくらあっても足りないので、電動工具の力を借りる。リョービのジスクグラインダである。

 砥石やバフなど、さまざまなディスクを取り付けて回転させ、金属の切断や研磨をするこの工具。使うのは初めて。まず、ヘッドカバーを荒削りするため、120番のペーパーディスクを取り付け、スイッチを入れる。

 12000rpmを、なめてはいけない。スイッチを入れると、ものすごい騒音をたてながら、凶暴な回転を始める。気を付けて使わないと、けがしちゃう。削られたアルミの切り粉が飛んだり舞ったりするため、ゴーグルは必須装備である。軍手も着けないと危険。間違っても夜中はできない作業である。

 軽く当てただけで、見る見る間に削れていく。ちょっと、力加減を間違えると、削りすぎてしまう。最初は慣れないので、でこぼこになってしまった。力加減や、ディスクの当て方がとても難しい。ディスクの届く範囲をだいたい削った後、電気ドリルにフラップホイルの120番を付け、細かいところやでこぼこになっちゃった場所を削る。

 そして鏡面に仕上げるのが、ロードスター好きなら知る人ぞ知る、オフセットサイザルである。研磨剤を付けて、ヘッドカバーに当てると、あっという間に磨かれ銀色で美しい地肌となる。

 今日は夕方から用事があったので途中までで中断。また、次の機会に仕上げようと思う。