2月21日

 金曜日は久々に、これでもかってぐらい仕事をした1日。普段の一週間分ぐらいはこなした気がする。

 1日どれだけ仕事をすればOKというのがないのがサービス業のつらさ。人員が実質1人であろうが、いくら富山で勢力がなかろうが、サービスの受け手が常にいるわけで、お金を払ってもらっている人たちに対して、人数が少ないんです、なんて言い訳は通用するわけもなく、がんばって水準を保つべくこなすしかない。2人いた昨年並みの仕事をする、というよりは、妥協なく能力をフルに使って締め切りまでにベストな結果を出すしかない。結局、午前10時半から始まり、仕事が終わったのが午後10時半ぐらいなので、12時間は働いていたことになる。それも、力を抜く時間もなくぶっ通しの12時間。けっこう疲れました。

 土曜日は休みなのだけれど、1本仕事を出さねばならない。休みの日に仕事をしようとすると、やる気が起きなくてだらだらと朝から過ごし、夕方までかかって1日が無駄になってしまうことが多いので、ちょっとだけ休んで午後11時ぐらいからがーっと出力した。ふらふらになって日付が変わってから総曲輪に繰り出して午前3時まで飲んで意識を失う。

 前日がんばってちゃんとした休みになった土曜日は、昼過ぎに工場へ「出勤」。HC濃度が3000ppm超えの排ガスで車検が通らない雅号のバルタイ変更。基準値は1300ppm以内。排気側を少し早めに閉じてやるようにずらしてやる。アイドリング時のオーバーラップで吸気がそのまま排気側へ抜けてしまう割合が高いんだろうということで。スライドカムプーリーでぐいっと適当にカムをずらしてやってエンジンを始動したら、げろ臭い排ガスが出てきてエンジンもでろでろな感じに変わった。逆だ。逆方向にぐいっと再び適当に回してやったら、ものすごく安定したアイドリング。排ガスも臭くない。負圧もノーマル並みに出ている。

 排ガステスターを借りて(ここが強み)チェック。空燃比は14.7に調整したら、COもHCも激減していて「おお、NB並みの排ガスだ」とのことで、めでたく車検適合車になった(排ガスはね)。壊れていた排気温センサーも新品に取り替えてばっちり。

 BMWのホイールが届いていて、さっそくチェック。聞いていた通り、BBSだけれど鋳造ホイールだった。ホイールナットも日本車で一般的なテーパー型ではなく、球形なのでそのまま使えない。昔、同じような経験をして、ホンダの球形ナットをたまたま持っているロードスター乗りから1台分もらったので付けることができる(ありがとうございます!)。

 ロードスター純正BBSとはどう違うのかと思って比べてみたら、やっぱり日本製のホイールだけあってちゃんと鍛造みたい。スポークの太さとかデザインが若干違うけれど、並べて比べなければ分からないレベル。ロードスターのBBSのタイヤをタイヤチェンジャーを使って剥いてみて、重さを比べたらやっぱり鍛造の方が若干軽い。が、リム幅も違うし、14インチはもともと軽いので、あまり気にならないレベル。

 さっそくヨコハマのSドライブを組む。耐久用に買ったTE37に付いていたやつ。バリ山なのだが、2005年製ということもあって、ゴムが固くなっちゃっている。減らないと同時にグリップもしないっぽくて危険な感じだけれど、とりあえず組んで走ってみよう。

 ここで、素人エラー発生。6Jのリム幅で調整したタイヤチェンジャーをそのまま6.5Jのホイールで使ったものだから、リムががりがりっと削れてアルミの粉だらけになっていた…。もともとがりキズだらけのホイールだったのだけれど、さらに追い打ちを掛けるようにキズだらけにしてしまった。新品だったら深刻なダメージを受けていたが、それなりの中古品なので「まあいいか」で済んだ。でもちょっとだけ心にダメージ。

 ついでに、ノーマルホイールのスタッドレスタイヤを外して、持っていたBBSの夏タイヤと交換。ノーマルBBSを冬用にした。どろどろに汚れたノーマルホイール4本はそのまま、ぽい。さっそく雅号に取り付けてみると、タイヤの出具合がノーマル車高にぴったり。足りなければもう少し出そう、と5ミリスペーサーを用意してあったのだが、不要になった。キャンバーもそんなに付けないので。もともと、BBSを付けていたので、見慣れた雅号が復活した。

 後は車検を通してもらって、任意保険の手続きをすれば、オープンライフが復活するのだ。