2月11日

 淡麗をやめて、焼酎を飲むようにしたのだが、休みなのをいいことに飲み過ぎて、結局朝、起きられなかった建国記念日な僕。意味ないね。

 昼過ぎに呆然としていて、このまま再び気を失ってしまうのも良い休みの過ごし方かとも思ったのだが、2月もすでに中旬に差し掛かりつつあるので、あと半月もすれば北陸もサーキットシーズンインとなる。年末から宙に浮いている雅久号だが、そろそろ走れるようにしなくてはならないなと思い、寝床から抜け出す。

 2時ぐらいに始動して、ちゃちゃっと(教えてもらいながら)ブレーキを組んだ。新品ローターもそろっているので車体に組み付けても良かったのだけれど、足回りもまだ仕様変更中だし、雨が降っていたので断念。車検を取る雅号を仕上げることにする。

 チャコールキャニスターと後付のバキューム計のために負圧を取らねばならないから、燃圧レギュレーターに向かってインマニの横を走っているパイプをぶちぶちっと切って、三つ叉のジョイントを2つかませて完璧。

 助手席側に転がっているFreedomとNEKOの本体を元の場所に収める。おお、なにか普通の車っぽくなってきた。触媒の排気温センサーが壊れているので交換と、ワイパーの新しいのを取り付ければ完成ってな感じ。どこでも車検が通る仕様のできあがり。

 NB6C用のエアクリボックスだとリトラ回りが当たってだめだったのだが、NA8C用のエアクリボックスを付けたらしっかり取り付けることができた。なぜか、NB6Cエアフロ付き。もちろん、配線はない。ただ、吸気管とボックスの間を中継するだけ。中身を抜いても良いのだけれど、NB2エンジンを適合したときに、エアフロを外しても空燃比がまったく変わらなかったので、たぶん、中身があろうとなかろうと、ほとんど変わらない。

 ブローバイも吸気管に戻して、オイルキャッチタンクも撤去。エアフロさえ取り付ければノーマルコンピューターで回るロードスターとなった。こうやって書くと、4連からシングルスロットルに戻してカムまで尖ったのに変えたから「さぞかし、もっさりとしたエンジンになったんだろう」と思うかもしれないけれど、そこはさすがFreedom。びんびん空ぶかしレスポンスは4連のとき以上。なぜこうなるかということは、やってみた経験がないと、うまく説明できない領域かもしれない。パワー=レスポンスではないし、馬力は落ちたかもしれないけれど、トルクカーブの面積で言えば、そんなに変わらないのでは。