2月6日

 久々に差し迫った仕事やしなければいけない用事がない休日。1年ぐらい顔を出していない名古屋の中央市場に顔を出して、豪華な昼ご飯でも食べて、その足で港区のマツダ部品にでも行ってデミオのブレーキパッドを買おうかしら、などと、頭の中では完璧な休日プランができあがっていたのだが、こんなときに限って未明に火事がある。火元が法人名だからいやな予感がしていたのだが、果たして家の前を消防車が走っていった。午前3時すぎである。なんでこんな火事に気付いちゃったんだろうと思いながらも、のろのろと出動。派手に燃えていた。

 そんなこんなで起きたのは昼過ぎ。すでに、市場は仕事が終わる時間である。あらら残念と、呆然としていたら、あっという間に時間は過ぎてゆき、夕方になってしまう。

 せっかくの休日を無駄にしたくない、と思い立ち、とりあえずデミオのブレーキパッドだけは買っておくことにする。しかし、港区は遠い。高速でも使っていこうかな、と考えていてふと、気が付いた。ここは江南、愛知と岐阜の県境である。岐阜市にもマツダ部品があるんじゃないか、と。

 ネットで検索するとやっぱりあった。スーパーオートバックス近くの国道21号沿いである。

 午後4時に出発し、とりあえずスーパーオートバックスに行く。激安ブレーキパッドでもおいていないかと思ったが、あったのはENDLESSとかのスポーツパッドのみ。MAZDAはRX7とロードスターがあるだけで、デミオ用はない。

 仕方ないからマツダ部品へ。車検証を持って「フロントのブレーキパッドをください」と頼むとすぐ出てきた。7500円の消費税。住友電工製でやはり純正だけに作りもしっかりしている。

 せっかく岐阜に出てきたから、アストロに寄る。新岐阜駅から東へ数キロのところにあった。メガドライバーはなかったが、Kokenの貫通型ドライバーがあったので衝動買い。アストロオリジナルのエクステンションと、ラジオペンチ、パーツクリーナー、ブレーキ用のグリースを買う。

 PBのショックレスハンマーに手が伸びかけたが4000円という値段に手が出ず。帰りがけに扶桑町のホームセンターに行くと、あった。ベッセルのプラスチックハンマー。

 家に帰ってきたのが夜8時ごろ。部品も道具もそろうと、やはりすぐに交換したくなる。ブレーキがちゃんと踏めない車は乗っていて気分が悪い。などと、もっともらしい勝手な理由を付けて、ブレーキ交換になだれ込む。

 外は雪。松本のときも、尾張旭の実家で作業したときも、なぜか雪の中の作業が多いきがする。事務所前の屋根があるスペースに車を止めて、照明を付けて作業を始める。買ってきたパーツクリーナーをじゃんじゃん使ったが、外で炊く石油ストーブがなかったから爆発はしなかった。