久しぶりに乗るのだから、やはり開幌状態にしなければならんだろう、とディーラーを出てから屋根を取っ払った。木曽路に入るとやはり凍てついた世界。日が沈むと同時に、凍えてきた。がんばってオープンのまま走り抜こうと思ったのだが、冷たい空気が髪の毛を貫通して、頭皮が痛くなってきたので、閉じることにした。
コンビニの駐車場でアイドリングと点火時期の調整。オイルをレベルゲージ一杯に入れて、再び出発。発作的に愛知の実家に向かうことにしたのだ。この季節、信州を走り回るのだったら、やはり冬タイヤにせねばならない。スタッドレスは実家に置いてあるのだ。
気温はマイナス。対向車のヘッドライトが路面に反射する。凍結防止剤がまいてあるから、凍っているわけがないのだが、ぎゅーんだと心許ない。ハンドルに全神経を集中して木曽路を走り抜いた。
中津川に出れば、路面の心配はいらないので、少しアクセルを踏み込む。最初は3000回転の自己規制をしたので、ストレスがたまる。高速で多治見へ。
実家の両親はどうやら出掛けているらしい。兄貴とメシに食いに行くことにした。家の駐車場は縦列駐車のように止めないと行けない。クラッチを切るとエンストするセッティングだし、重ステだし、ぎゅーんはスリップサインが出ているし、吹け上がりは見違えるほど軽いしで、大変苦労する。
兄貴とメシ屋へ。目当ての場所が定休日。焼き肉屋で牛肉を喰らった。駐車場から国道に出るのでさえ、エンストしていたら、笑われた。もうちょっと、工夫しないと乗りにくい。
松本に戻ってきて少し走ったら、走行距離が500kmになった。ディーラーも今日で年末休業に入ってしまうし、オイル交換に行って来よう。