いつの間にか年の瀬。1カ月以上更新なし。まあ、人並みにこの時期は忙しいということだ。とりあえず、備忘録的にこの1カ月の覚え書きをば。
11月27日(土)
まったくもって僕にふさわしくない役回りなのだが、ある資格試験の面接官を依頼されたので、がんばってやってみた。時間は1人10分程度で、志望動機とかを聞いているとすぐ時間はなくなる。会社の方針でその資格に挑戦しています、って人が多くて、そうした人は自分の考えで話すのではなくて、会社の方針を語る感じ。その人のことを聞きたいのに「弊社では」などと語るのはいかがなものかと思う。
採点の基準、みたいなのもざっくりあって、その中に「しゃべりすぎは減点」とあった。どんな面接試験でも、自分の考えを自分の言葉で語り、聞かれたことを端的に話すのが良いみたい。
夜は岐阜であったある全国集会の懇親パーティーに顔を出して、いろいろな人たちと名刺交換。たくさんの人を紹介してもらえて、名刺がたまるのだけれども、人の名前を覚えるのが苦手なので、顔と名前がいつまでも一致しない。懇親会の2次会にも参加して、弁護士さんとか司法書士さんと話しているうちに日付が変わる時間になってお開きになって、ホテルへ戻って意識を失う。
11月28日(日)
全国集会のシンポジウムに顔を出す。元派遣村長さんや国会議員さんらの話を聞いて、聞きながら文章をまとめる。お昼ご飯はJR岐阜駅にて。昼から生ビールを飲んで、かなり幸せな気分。酒臭いまま会社に戻って少々お仕事をして帰宅。
12月4日(土)
名古屋の藤ヶ丘というところにある商店街にてちょこっと仕事をしてから、名古屋駅に向かい、ミッドランドスクエア前に止まっていた高速バスの「きときとライナー」に乗り込む。砺波にて、お食事会があったので。砺波駅で降りて、国道156号沿いのマックにてパソコンを開いて仕事をしながら時間をつぶす。
おみやげとして商店街にて買い込んだ三重県南部の海産物なんかをおつまみにしてキムチ鍋をメーンディッシュにしたのだが、珍しくお酒は一滴も飲まず。富山での滞在は6時間程度で車を運転して名古屋に戻る。
12月5日(日)
鈴鹿クラブマンレースのスーパーFJで、Dさんが車を乗り換えて最初のレースだったので、応援に駆けつける。
現在、スーパーFJは東京R&DのRD10Vが独り勝ちの状況。DさんもWEST07Jでがんばっていたのけれども、いかんせん、タイム差が歴然で歯が立たない。車のせいにするよりも、少々無理してでも車を変えて、同じ土俵で競い合った方がいいだろうということだった。
金曜日の練習にシェイクダウンしたばかりで、車の色も塗り替える間もないぐらい。ちょっと乗っただけでいきなりのレースだったけれども、秒単位でタイムが上がった。同じエンジンとタイヤ。同じようなフレームと羽、カウルで勝負しているのに、これだけ違いが出るって本当に奥が深い世界。WESTは新車を展示していたけれど、さてどれだけの競争力があるのだろうか。
レースはまあ、結果が出たわけではなかったけれども、タイムが近づいて、以前よりは前向きにレースに望めるようになったはず。来シーズンも応援に行こう。
12月6日(月)
大阪の司法書士さんに午後2時ぐらいに電話をもらい「今日の夜、集まりがあるんですけれども、言うのを忘れてた」とのこと。特に予定もなかったので、夕方、新幹線にて大阪へ行き、中之島公会堂へ。すでにイルミネーションが輝いて、クリスマスの雰囲気だった。
12月9日(木)
とある仕事で新幹線にて品川へ。新幹線内で弁当を食べていたら、嫌な感触が口の中に広がる。欠けていた親知らずが再崩壊したらしく、ぱらぱらっと小さな破片が出てきた。とりあえず仕事を終えて、翌日は溜池山王付近で仕事だったので、神田のホテルを予約して4時半ごろチェックイン。ネット回線もあるホテルなので、仕事を片付けるつもりだったのだけれども、妙に歯が気になる。鏡で見ながら親知らずをいじったら、ごそっと大きな破片が取れてきた。
気分はとってもブルーになって、仕事どころじゃない感じ。不思議と痛みはないのだけれども、うがいをすると前よりはしみる感触がある感じ。パソコンを開いていても、スパイダーソリティアをやっているだけで、まったくはかどらないので、夜に神田駅前のつけ麺屋に行って腹ごしらえだけして、ビールを飲んで意識を失う。
12月10日(金)
チェックアウト前に歯医者に電話。地元の北名古屋市で腕が良いという評判の歯医者。夕方に予約を取って、溜池山王付近でちょこっとだけ仕事をして、新幹線で名古屋へ戻る。午後5時に歯医者に出かけて、レントゲンを撮って口腔の現状をチェック。下側の親知らずが2本とも斜めに生えていて、ブラシが届かないところから虫歯が進行して片側の5分の1ぐらいが欠けちゃった感じ。もう片方もやはり虫歯。親知らずの虫歯にやられて、隣の奥歯も虫歯になっているみたい。上越市の国道8号近くのマクドナルドでポテトを食べていているときに歯が崩壊してから1年以上放置していたのだから、仕方がないか。
歯医者さん曰く「今日、抜いちゃいましょうか」。
親知らずって、腕の良くない歯医者に行くと「大学病院に紹介状を書きますから…」と言われてしまうことがあるそうな。また予約を取って初診料を払って、別の日に抜いてもらうってのも面倒。その場で処置してくれるってのが何よりもありがたい。まず塗り薬の麻酔を塗って、麻酔注射を打って、「効いてくるまで待合室で待っていて」と、まあ、そんな扱いの歯医者。
口腔外科にいたという若い歯科医さんが担当。再び麻酔をぷすぷすと何度も刺したみたい。痛みは無いけれども、何となく抜かれる歯が押される感じ。器具を使って奥歯を引っ張ってみたら結構痛かったので「痛いんですけれど…」と伝えたら「えっ」ってな感じで、再び麻酔注射。ど真ん中の深いところにミートしたらしく、まったく感覚がなくなった。歯を引っ張りながら、あれこれ先生が話しているうちに、抜けてしまったらしく、あっけなく終了。親知らずを抜くというと歯を割ったりごりごりしたりと壮絶な感じを想像していたのだけれども、拍子抜けした。
仕事があったのだけれども、奥歯を抜かれたことだし、化膿止めと痛み止めを飲んで早い時間からふて寝した。
12月14日(火)
松本時代に散々飲んだ先輩に人を紹介してもらって、長野県の昼神温泉付近にて仕事。お昼からの仕事なので、午前中から配偶者とともに、車で出かける。
先輩と合流してしばらくお話を聞く。今は阿智村に合併した清内路というところで観光ガイドをやっているおじさん。人生いろいろあったらしいけれども、すべてを文章に書くことはできない。
とりあえず仕事を終えて、さあ帰ろうと思っていたらこの先輩、松本時代のように「飲みに行こうぜビーム」を発してきた。年末でいろいろ忙しいので帰ってしまって仕事をした方が後々は良いのだけれども、こっちも嫌いじゃないから誘いに乗って、夜は飯田の安居酒屋にて飲みまくる。
ビールを飲んで、焼酎のお湯割りへ。松本時代はショットバーにてバーボン1本を一晩で開けた仲なので、やっぱり焼酎は飲んでしまわねばならんだろうと、けっこういいペースで飲む。1本空っぽになったころにはべろべろに酔っぱらっていた。
幸いにも配偶者がいるので、助手席に乗って意識を失ったら次の瞬間、家に帰っていた。こういう飲みってけっこう幸せだ。
12月16日(木)
とある家族の話を聞きに、埼玉県へ。川越のガストにて一通り話を聞き、東松山市へ。カメラマンと合流して、お宅に上がり込んで仕事をした。
夜は、東松山のビジネスホテル。あまり競合相手がいないんだねえ、という感じのホテルだった。
12月17日(金)
抜歯して1週間ということで、埼玉から戻って仕事場に寄って、歯医者へ。抜いたところがクレーターみたいになっているけれども、まったく問題なし。
夜は、富山にいた同業他社の人たちで名古屋に異動になった人たちと飲み会。集合時間が午後9時半。かなり病的な時間だ。鶴舞のもつ鍋屋で腹ごしらえして金山のカラオケ屋に行き、午前3時ぐらいまで叫んでいつしか家に帰って意識を失っていた。
12月20日(月)
午後から滋賀県守口市へ。米原から新幹線であとはJR。仕事が立て込んでいるので、あまりのんびりできなかったけれども、市役所から歩いて駅に行く途中、旧東海道があって宿場町の雰囲気があってけっこう良い街の雰囲気だった。どの街にも共通するように、そうしたかつてにぎわった場所から少し離れたところに広めの道路が通って、あまり人通りがなくなってシャッター街みたいになっていたのが残念。
12月21日(火)
岐阜県高山市になった旧久々野町にて仕事だったので、朝から軽自動車にて向かう。高速を使って2時間で着くだろう、と踏んでいたら、大和−白鳥間が事故通行止め。どうしようかなと焦ったが、郡上八幡から降りてせせらぎ街道から高山に抜けて久々野へ行った。後から考えたら、事故区間だけ国道156号を走って行けばもう少し早かったんじゃないかと思う。
3代続く床屋さんのお話を聞く。せっかく床屋さんとご縁ができたので、髪の毛を切ってもらった。仕事中の散髪。今回に限らず、散髪はきちんと仕事するために不可欠な行動なのだから、仕事中に堂々とできるようにすべきじゃないか、なんて馬鹿なことを考えていた。普段は美容室で切ってもらっているので、久しぶりに床屋さんで切ってもらったら結構新鮮。顔やひげを剃ってもらうだけでも、床屋に行く価値はあるかもしれない。
12月23日(木)
たまりにたまっていた仕事も何とか片付いて、平穏な日常に戻った感じ。午後から配偶者と出かけて、ギャラリーを回ったり、覚王山にて街歩きをしたり。夜は東山スカイタワーに上った。名古屋の東山公園の中に立っている展望塔で、クリスマス前の夜だから、めちゃくちゃ込んでいるんじゃないか、と思ったけれども、拍子抜けするほど人は少なかった。
標高180メートルの展望室からは名古屋の夜景が一望できて大人1人300円ははっきり言って安い。ソファで妙な姿勢で座っている男女が気にならなければお勧め。
12月24日(金)
お昼から新幹線で東京へ。再び溜池山王にてお仕事。権力者の点数稼ぎのために、機能的に動いている組織が解体されてしまう恐ろしさを感じた。
銀座線で銀座へ出かけて松屋にて、買い物。名古屋に戻って配偶者と合流し、丸の内のレストランへ。たまにはおいしいものを食べるのも良いもんだ。
12月25日(土)
昼過ぎまで寝ていて、年賀状を書く。