夕方、仕事があったので栄の某ホテルに出かける。フロントで待ち合わせをしていて、おや、と思った。以下の写真を見てほしい。
テレホンカードの販売機に、今はもう懐かしい感じがするグレーの公衆電話。今はFreedom制御用にしか使っていないThinkpad535が現役ばりばりだったころ、Niftyserveの電子メールをチェックしたり、フォーラムを巡回したりしたいときに良く探した。モジュラージャックが付いているので、パソコンを接続できたのだ。カードさえあれば、ISDN接続もできる。
右のテレホンカードの販売機の表示を注意深く見ると変なことに気が付く。テレホンカードでも「ICテレホンカード」の販売機なのだ。ICテレホンカードって、旧テレホンカードより分厚く、ICテレホンカード専用の電話機がないと使えない。もちろん、左にあるグレ電では使えない。
辺りを見回したがICテレホンカードの電話機は見あたらない。普通なら、問題が起こってすぐ電話機が変更になると思うのだが、こんなちぐはぐな組み合わせが普通に成立している、ということ自体が、公衆電話がほとんど使われていないことの裏返しなのかも知れない。サービスを売るホテルなんだから、これぐらい気付けよ、と思うのだが。