11月26日

 耐久レースにスターレットで参戦している群馬のじょう氏がおわらサーキットで走るというので、宿直明けでそそくさと荷物をまとめ、八尾に向かう。

 じょう氏のロードスターは、T.O.Racing Factory製作のぽん付けターボ、快適街乗り仕様。こう表現すると、お気楽に造った車のようだが、インタークーラーがきちんと付いているのに、エアコン、パワステまで装着してある。普通ならスペースがきつくてエアコンを外したりするが、なんとコンデンサを下回り、アンダーカバー部分に取り付けてスペース問題をクリア。ものすごい造り込みがしてある。重いには違いないのだが、そこはターボパワーとリア225のADVAN048でカバー。

 到着したときには走行の真っ最中。タイムのモニターをのぞくと52秒台でやる気満々仕様のインプレッサなど、激速車種を1秒近く上回っていた。耐久号で走ると57秒台が限界と思われる。1周1キロの曲がりくねったミニサーキットで5秒差。快適仕様とは思えぬタイムである。

 雅久号も持ち込まれたので、フィーリングをコメントしてもらう。ミニサーキットで重ステに小径ステアリングはちょっと疲れるものの、軽くて楽しい、どうにでも走らせることができる、とのことだった。僕も10月に乗ったときはそう思った。これが間瀬ではまた違う感じになるのが、難しいところ。

 お昼休みまでいて、仕事に向かう。スーツ姿にでかいカメラを抱えて、パドックをうろうろしていたので怪しさ満点だったことは間違いない。