11月19日

 なぜか仕事で長野市へ出張。ロードスターは睡眠中なので、ジムニーで出陣である。

 平成元年式の我がジムニー。基本的に「高速道路も」走れるようになったというぐらいで、スピードを出すのが苦手である。軽のわりには重く、加速が悪い。さらに、基本はクロカン性能を重視しているから、古いジムニーは高速すら乗ることができなかったのだ。だから、長距離を走るときはこれまで、ロードスターを使っていた。でも、今の状況ではジムニーで行くしかない。

 長野道に乗る。7000回転のレブリミット近くまで回して、猛加速。でも遅い。加速レーンでようやく4速80キロ近くまで出して、合流する。5速に入れて100キロだすと、6000回転。とてもうるさい。最高速は120キロ弱。5速で7000回転のレブリミッターまで回してようやく出る。レッドゾーンは6500からなので、かなりやばいエンジン音。ぎゃーんという悲鳴にも似た音ともに、ぶんぶんぶぶんと、エンジン全体が共振しているような、地鳴りのような音が鳴り出す。しかも、冬はかなり下の辺りを指し示す水温計も、真ん中当たりまで上がってきて、数分も続けられない。実用で使えるのは、90キロ@5500回転ぐらいである。

 遅いトラックの追い越しにはかなり注意が必要だ。90キロ以上の加速は極端に悪い。後ろをよく見て、速い車が追いついてこないかどうかを確認してからでないと、車線変更はできない。あらゆる車に抜かれまくる。

 ジムニーでは高速で、絶対捕まることがない。道路脇のカメラや白いクラウン、セドリックに注意しなくても良いから、楽ちんではあるな。